舞鶴は吉田の筏で魚釣りで「岩牡蠣」と一致するもの

岩牡蠣の掃除(H25年5月吉日)

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【舞鶴の筏で育成した岩牡蠣の掃除に関して】

筏より吊り上げた岩牡蠣ですが、

付着物を高圧洗浄機で掃除しています。


付着物を高圧洗浄機で掃除しています

高圧で吹き飛ばすので作業は早くなりましたが、

自分自身にもゴミが吹き飛んで来ます。


昨年迄は、

上下共に雨カッパを着込んでいましたが、

日に日に暑さが増して来ます。


主に足下周辺が悲惨な状態となりますので、

お得意のパイプを組んで、

防ゴミ対策の保護カバーを製作しました。


防ゴミ対策の保護カバーを製作しました

スボンの上に一応薄いヤッケを穿いていますが、

ほとんど、汚れなくなりました。


分厚いカッパを穿かなくても良いので、

暑さ対策には効果バッグンです。


弱点は、

強風が吹くとカバーも軽いので飛びそうになります。


ですから・・・

飛散を考慮して念の為にロープで1ケ所を結んでおります。

岩牡蠣です(H25年4月吉日)

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【舞鶴の筏で育成した岩牡蠣です】

今年の春に入荷した岩牡蠣の稚貝です。


今年の春に入荷した岩牡蠣の稚貝です


筏にロープで吊して3年育成します。


筏にロープで吊して3年育成します


今年出荷の岩牡蠣です。


今年出荷の岩牡蠣です


コンテナに入れて漁協に持ち込みます。


コンテナに入れて漁協に持ち込みます


画像の4枚は3年間のスライドショーでした。


入荷したコレクターの稚貝は小指の爪の先程度ですが、

3年間育てると約350g~450g程度の大きさになります。


4月より出荷が始まりました。

ピークは5月~7月頃となりそうです。


海の上は照り返しの反射も多く、

紫外線対策が非常に気になる季節となります。

【今年は緋扇貝の稚貝を入手する事が出来ました】


舞鶴は吉田の筏において、

数年前より緋扇貝の稚貝を入手する事が可能となりました。


牡蠣の様に販売目的では無く、

個人的に食べる目的で育成する事にしています。

緋扇貝は網カゴ単位の配布となっています。


緋扇貝は網カゴ単位の配布となっています

少ない様に見えますが、

カゴの中には100個の緋扇貝が重なっています。


既に貝の根本より足(ヒゲのようなモノ)が出て、

網や貝同士がつながっています。


手で引きちぎったりすれば足を貝の内部よりキズ付ける事になり、

貝が弱り死亡する事もあります。


ハサミやナイフで丁寧に切り離してやります。


ハサミやナイフで丁寧に切り離してやります


口はパクパクと動きます。

水に弱くて大雨が降って塩分濃度が下がると良く死亡するそうです。


栄養(植物プランクトン)が多くあるのは水面近くの方であり、

発育の事を考えると牡蠣同様に海面下より3m程度がベストです。

ですが、

これから梅雨で大雨の事を考えると4mか5m程度となります。


季節を見ながら吊る水深を上下しており、

緋扇貝は海面下約3m~5m程度の水深で育成しています。


緋扇貝は海面下約3m~5m程度の水深で育成しています

筏で育成している岩牡蠣は3年間育てます。

良く岩牡蠣の間に緋扇貝を見つける事があります。

筏に吊している緋扇貝より産卵して自然と育っている様です。


丁寧に取って網カゴの中に移して育てています。


稚貝の緋扇貝100個は、

大きく育つように20個単位に分け5枚の網に分配しました。


大きく育つように20個単位に分け5枚の網に分配しました

現在の大きさは約3cm程度の大きさです。

初夏の頃より育成して冬場には食べれるサイズになります。


ですが、

元気に育つのは70個から80個程度だと思います。


夏過ぎには網カゴを掃除しないと

網全体にゴミが付着しており栄養分が届きません。


自宅で食べるのが半分で、

友人や親戚の方に食べて頂こうと思っています。

【舞鶴産は育成岩牡蠣の中身は特大サイズです】


舞鶴産は育成岩牡蠣の出荷ですが、

今年は例年より早く4月から出荷開始となりました。


筏の上でタガネを使用してバラシますが、

1日に数個は岩牡蠣の殻部分を破損させてしまいます。


1日に数個は岩牡蠣の殻部分を破損させてしまいます

もちろん破損した岩牡蠣の出荷は出来ません。

破棄(お魚くんへのお食事)とするか、食べるかです。


大半はご近所宅へお裾分けですが、

今回は自宅で蒸し牡蠣にして食べる事にしました。


特大の岩牡蠣は大人の手のひらサイズもあります。


特大の岩牡蠣は大人の手のひらサイズもあります

殻付きの状態で800グラム程度はあります。

今回破損した岩牡蠣は3個ですが

縦長サイズと横太サイズと小型サイズとバラバラです。


縦長サイズと横太サイズと小型サイズとバラバラです

さすがに、一口では食べれません。

輪切りにしてポンズで食べました。


ものすごく濃い味の牡蠣を食べている。

との感想ですね。


終日筏に出向き、

タガネで分離させますが、

破損しない事は滅多にありません。


ご近所で岩牡蠣が好きな方がおられますので非常に助かります。

大半は自宅に戻る途中にご近所宅へ伺い、

留守でも玄関先へバケツ事岩牡蠣を置いて帰らせてもらいます。


スミマセン!

毎回岩牡蠣の供養をして頂いております。

【真牡蠣を養殖する筏を新調しました】


舞鶴は吉田の湾内に浮かべている真牡蠣用の筏があります。

両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です。


両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です

新規に製作した真牡蠣用の筏をロープに固定しました。


両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です


今月は通常業務に加え、

田植えの準備とは別に岩牡蠣の出荷も4月から開始されました。


時間的な余裕が無く・・・

今月のブログはこの写真だけで更新させて頂きます。

【真牡蠣を養殖する筏の製作でフロートの数を調整します】


舞鶴は吉田の湾内に浮かべている筏があります。

今年の春には破棄する予定ですが、

真牡蠣用に両親が元気な頃に製作した竹の筏です。


真牡蠣用に両親が元気な頃に製作した竹の筏です

昨年は少し補強と修理を実施しました。

ですが・・・

確か5年~6年前に製作した筏です。

主要部に朽ちれや割れが発生した事により交換する事にしました。


主要部に朽ちれや割れが発生した事により交換する事にしました

破棄する筏は竹ですが、

最近組んでいる養殖筏は間伐材のヒノキを使用しています。


今回の筏も前回と同様、

青井牡蠣組合長の大下さんに製作を依頼する事にしました。


昨年の夏過ぎには予定を入れ、

製作に必要な数のヒノキ材は2011年の12月に入手済みです。


製作に必要な数のヒノキ材は2011年の12月に入手済みです

組む前の2月下旬か3月初旬にはクレオソートを塗りたかったのですが、

今年の大雪と週末毎の雨が続き、遅れてしまいました。


クレオソートで耐用年数がどれだけ変わるのかは不明です。

ですが、気持ちの問題で、

前回も塗ったので、今回も塗ろう。との判断です。


今回は当方分も含め3基の筏を組まれます。

前回製作して頂いた筏は、

岩牡蠣用にも使用出来る目的でフロートを11個配置しました。


今回製作する筏も岩牡蠣用にも兼用に考えますが、

真牡蠣は1年毎の養殖ですから筏全体が少し沈んだ方が使い勝手が良いので、

フロートの数を8個~10個と数を減らす事にしました。


このフロート1個の数が非常に微妙で判断を悩む所です。


このフロート1個の数が非常に微妙で判断を悩む所です

筏の位置は陸側、沖側、島側と各筏の間隔は50mも離れていませんが、

出来具合やゴミ等の付着状態も全然変わります。


この出来具合により、

1本のロープに掛かる重量が5kgも変わります。

単純に100本のロープだと500kgとなりフロート約2個分に相当します。


海中における海水や河川の流れ込みの加減だと思いますが、

その年の気候や河川より流れ込むプランクトンが影響しているとの事です。


今回交換する筏の場所は、

ここ数年は真牡蠣の出来具合が一番良く重量も増える事から

フロートの数を10個に決定しました。


逆に前回製作して頂いた筏も少し数は減るが出来は良い。但し、フジツボが多く付く。

との条件からフロートの数を11個からを1個減らし10個にする予定です。


フロートの数を11個からを1個減らし10個にする予定です


本当は筏毎に吊すロープの本数を調整すれば済む事です。

ですが、出来の良い場所の筏にはロープの本数が多くなるのが当然ですから、

やはりフロートの数を調整する必要があります。


筏は海に浮かべて養殖を開始するまでは計算値だけの判断です。

実際は1~2年を通してベストな状態にする事になります。


【両親が使用している伝馬船のメンテナンスをしました】


毎年の事ですが、

12月の中旬頃から真牡蠣の出荷が開始されます。

今年の解禁日は12月15日(木)です。


両親はのんびり進めますので、

12月の末頃から本格的な作業を開始します。


初回は、

真牡蠣の様子を見に行く程度で、

伝馬船を使用するのは年明けからだと思います。


12月の初旬でしたが、

休日に天候も良かったので船底塗料を塗りました。


メンディングテープを使用して塗装部分に区切りを付けました。


2011年12月4日(日)メンディングテープを使用して塗装部分に区切りを付けました

失敗しない為には、

テープの下に新聞紙でも重ねるのがベストです。


飛散したペンキが付かない様にするのが良いのですが、

他人の船では無いので多少の事は気にしません。


このまま塗装する事にしました。


伝馬船に塗る船底塗料は漁協で購入しました。


2011年12月4日(日)伝馬船に塗る船底塗料は漁協で購入しました

一缶の塗料は2kg入りです。

丁度この船の底を塗るのに1kgを使用します。


残りは次回に残しておきますが、

しっかり密閉しておかないと固まり使用出来なくなります。


塗装色も好みで、

ブルー、レッド、ブラックとありますが、

お気に入りはブルーです。


マリーナで塗装して頂きました「たかし丸」の色はブラックでしたが、

あまり持ちが良くありません。

次回からブルーで依頼する予定です。


この日は、

虫も付着する事無く船底塗料を塗る事が出来ました。


2011年12月4日(日)虫も付着する事無く船底塗料を塗る事が出来ました

いつもならば・・・

塗料のニオイに寄って来るのか、

小さな虫が飛散してゴマつぶの斑点になる事もありました。


乾燥させます!


塗装してから1週間が経過しました。


メンディングテープを剥がすと塗装の区切りが良くわかります。


2011年12月4日(日)メンディングテープを剥がすと塗装の区切りが良くわかります

これで完了です。

後は船を反転させる必要があります。


さすがに・・・

船を元に戻すには一人では困難です。


ファイバー船なら軽いのですが、

全て木造で且つFRPの補強も入っており重量があります。


船を元の状態に戻すため、

両親にも依頼して大人3名でゆっくりと返しました。


2011年12月4日(日)両親にも依頼して大人3名でゆっくりと返しました

メンテナンス完了です。

これで何時でも使用出来ます。


フジツボ等も真牡蠣の季節で、

冬から春頃にだけ使用する分にはほとんど付着しません。


一番付着するのは、

海水温が高い、夏から秋にかけての期間です。


初夏の季節に出荷する岩牡蠣の時期に係留していますので、

やはり2年に1度は塗装する必要があります。


両親が元気な内は現役で使用する伝馬船です。

最後に・・・

船外機を取り付けて、出船準備に取りかかります。

【岩牡蠣用に使用している筏のメンテナンスをしました】


岩牡蠣用に使用している筏は3基あります。

今年の岩牡蠣を育成していた筏です


2011年5月8日(日)今年の岩牡蠣を育成していた筏です


今年は発育が良くて、

筏の中央付近が海面近くまで沈みました。


引き続きこの筏を岩牡蠣用に使用しますので、

同様に考えるとフロートを追加する必要があります。


フロートを2個追加する事にしました。

さらに、中央部分も補強する事にしました。


現在は岩牡蠣の出荷も完了して空きの状態です。

筏が沈んだ状態の時には、

フロートを入れる事は困難で、

全体が浮いた状態の時に追加や交換する事が可能です。


陸に曳航して修理も可能ですが、

曳航可能な時期は春先だけであり、普段は無理です。

よって、何も吊していない時に実施する必要があります。


フロートの浮力は1個で270kgとなります。

2011年9月23日(金)フロートの浮力は1個で270kgとなります


左右中央に1個づつ配置しますので、

2個トータルで540kgの浮力が追加されます。


フロートは船の上から足を使い筏の中に押し込みます。

土台となるのが陸ではなく船の上なので、思うように力が入りません。


沖を大型の船が通れば波が来ますので、

船や筏自体が同調して大きく揺れます。


ですから、

海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります。


2011年9月23日(金)海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります


筏の補強として、

今年の春に修理した筏で丸太が2本余りました。

この丸太を補強材として筏の中央に配置する事にしました。


丸太を固定するには人間の力だけでは弱く、

丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました。


2011年9月23日(金)丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました


波が来るたびにギシギシと歪む音がします。

筏の中央付近は、

岩牡蠣の荷重により少し撓んだ状態のままでした。


ジャッキを使用して丸太自体を持ち上げ、

ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました。


2011年9月23日(金)ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました


フロートを2個追加し、

丸太で中央部分を補強した事で筏全体が安定しました。


フロートの数は

作業性や安定性を考えると、

荷重のピーク時に半分程度沈んだ状態が一番良いと思います。


波が来てもあまり揺れないので、

牡蠣が剥がれ落ちる頻度も少なくなります。

岩牡蠣に使用している3基目の筏も、

今年中にフロートを2個追加し、可能なら

その他のカバーも交換したいと考えています。


作業中は誤って海の中に落ちない様に注意が必要です。

特にフロートを入れる時に波が来ると船が安定しませんから・・・少し不安です。


作業は日曜日ですから、

釣り客の皆様にお恥ずかしい格好をさらさない様にしないといけません。

【舞鶴湾内の筏で育成している岩牡蠣の盗難が続いています】

盗難は犯罪です。

非常に悔しくて大変迷惑しています。


ここ最近ですが、

舞鶴湾内で育成している岩牡蠣の盗難が続いています。


真夏におこなう育成岩牡蠣の出荷作業は暑さとの戦いです。


真夏におこなう育成岩牡蠣の出荷作業は暑さとの戦いです

当方は被害に遭っていませんが、

同業者としての思いは一緒であり、一連の迷惑を被ります。


出荷までの工程は、

・大きく育った岩牡蠣を筏の上に引き上げます。

(一人では無理な重量もあります)


ロープ1本で約100個育つ事もあり、

重量にして50kg前後になる事もあり引き上げるのも大変です。


掃除は機械を使用し

・岩牡蠣に付着したゴミ類を高圧洗浄機を使用して吹き飛ばします。

(暑さとの戦いです)


この掃除をしないと分離するための切れ目が解りません。

真夏の炎天下で気温は30度を超えています。

カッパズボンを着ていますので、長時間の掃除は体が持ちません。

水分を補給しないと確実に熱中症になってしまいます。


たまに出来が良ければ、

綺麗な形で良くそろった状態の岩牡蠣は掃除も分離も楽になります。


綺麗な形で良くそろった状態の岩牡蠣は掃除も分離も楽になります

・タガネを打ち込みロープから岩牡蠣を分離します。

・さらに一個ずつ個別に分離します。

(壊さない様に慎重にします)


・ヘラでフジツボや異物を取り除きます。

(根気よく綺麗にします)


・高圧洗浄機で表面のゴミを取り除きます。

(暑さとの戦いです)


・出荷サイズ毎の大きさに分別します。

(グラム単位なので電子天秤で重量を計測します)


出荷日の早朝に軽トラに積み込み、

指定のコンテナに入れ50個単位で漁協に持ち込みます。


指定のコンテナに入れ50個単位で漁協に持ち込みます

漁協までは車で約15分程度です。

各位の分担量は、

毎回100個か200個単位の数量を各自で持ち込みます。


漁協に到着後は、

滅菌室に入れる大型のコンテナに納めて出荷完了となります。


滅菌室に入れる大型のコンテナに納めて出荷完了となります

地元も含め、

京阪神向けに数多く出荷されると聞いております。


滅菌されていますので、

ワインと一緒に生で食べると美味しいと聞いた事があります。

当方は、

食わず嫌いかも知れませんが生は苦手です。


丁度この日は、

漁協から出荷される岩牡蠣の梱包作業中でした。


漁協から出荷される岩牡蠣の梱包作業中でした

早朝早くから、

皆さん手際良く梱包されています。

岩牡蠣の出荷作業ですが、

一人で一日にこなせる数は100個前後です。


コレクターを購入して、筏に吊し、3年間大事に育成します。

育成中はイガイ等の不要物を掃除し、最後の出荷作業となります。


盗難に遭えばこの全ての作業が無駄になります。

早朝は渡船のお客様も来られるので、

盗難に遭うのは時間的に真夜中だと推測します。


考えられるのは、

・この時期にこの場所より岩牡蠣を出荷する事を知っている。

・土地カンがあり地理的な様子を知っている。

また、数的に個人で食べる範囲を超えています。

・何処かへ横流し出来る販売ルートがある。

岩ガキ部会は大下氏の青井地区でも発生しています。

近隣の地区で3回も続いています。


盗難に遭う数も数個程度では無く、

100個や200個と、まとまった数で被害に遭います。


事前に出荷日と数量を漁協と取り決めています。

漁協に持ち込む当日の早朝に被害が判明する事が多く、

不足分が発生した事で急遽出荷依頼の電話が入ります。

大下氏より、

「盗難は毎年発生している」

「掃除前の物は残して掃除が完了した出荷前の物を持ち去る」

「浜辺に保管している物や筏に吊している物も持ち去る」


警察には被害届けを出しています。

夜中や早朝のパトロールを強化します。との事でした。

5月29日に発生した台風の影響で漁協の滅菌室の機械が破損して

6月1日から6月20日頃まで出荷停止となりました。


この時期にも盗難が発生しました。

逆にこの時期に舞鶴産の岩牡蠣を入手した方は不審に思って下さい。

舞鶴漁協からは出荷されていません。

【真牡蠣で使用していた筏を岩牡蠣用にフロートの追加と修理です】


吉田の筏には冬場に出荷する真牡蠣と、

夏場に向けて出荷する岩牡蠣の筏があります。


現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です。

2011年5月8日(日)現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です

この筏に取り付けているフロートは11個です。


岩牡蠣の発育や付きが良くて、

前年以上に数が多くなっています。


吊しているロープの本数は約100本強ですが、

重くて筏の中央付近が海面近くまで沈んでいます。


普段沈んでもフロートの7割程度ですが、

今回は中央のフロートが全て海の中まで沈んでいます。


次に岩牡蠣を育成予定にしている筏を、

海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました。

2011年5月8日(日)海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました

岩牡蠣は、

種を吊してから出荷出来るまで3年間育成します。


今回修理する筏は、

父親が6年ほど前に組んだ真牡蠣用の筏です。


丸太の末口でも6~8cmある木ですから、

丈夫なので重くなる岩牡蠣用に使う事にしました。


筏は真牡蠣用に10個のフロートで浮かしていましたが、

丈夫なので湾曲はしなくても全体的に海面近くまで沈みそうです。


筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました。

2011年5月8日(日)筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました

筏の中央にフロートを配置する方法を悩んでいましたが、

岩牡蠣部会の組合長でもある大下氏に良きアドバイスを頂きました。


ロープ1本で、

簡単に設置する事を教えて頂きました。

良きアドバイスありがとうごいざいました。


せっかくですから、

古くなったフロートのカバーも交換する事にしました。

2011年5月8日(日)古くなったフロートのカバーも交換する事にしました

カバーは、

直射日光や雨風の影響で薄くなり、場所によっては破損しています。


毎年1回はフロートの掃除を実施しますが、

今回は交換しますので、1基分の作業が減りました。


追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました。

2011年5月8日(日)追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました

気持ち良く海面から浮いています。

フロート1個の浮力は270kgです。


中央に3個配置し、

左右に各5個づつ配置していますので、

合計13個となり全体的には3,510kgの浮力となります。


筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています。

2011年5月8日(日)筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています

フロートにゴミがありませんので、

気持ち良くスムーズに曳航する事が出来ました。

海の上を滑らせている様な感覚でした。


筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました。

2011年5月8日(日)筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました

フロートのカバーも、

新品に交換しましたので、この先丸5年は大丈夫だと思います。


筏の丸太もまだまだ丈夫ですから、

メンテナンスさえ定期的に実施すれば長く使用出来ます。


フロートの交換方法も教えて頂きましたので、

カバーの交換程度ならば、

陸に曳航しなくても簡単に出来そうです。


先々でも・・・

太くて良い丸太は中々出回りませんが、

入手出来れば、一度、丈夫な筏を組みたいと思っています。

【舞鶴産は岩牡蠣と真牡蠣の稚牡蠣が到着しました】


毎年の事ですが、

3月になる真牡蠣の稚牡蠣が届きます。


今年は、

宮津の海洋センターで育成している岩牡蠣とは別に、

東舞鶴の田井漁協で育成した岩牡蠣の稚牡蠣も届きました。


2011年3月1日(火)東舞鶴の田井漁協で育成した岩牡蠣の稚牡蠣も届きました

 


田井漁協では昨年の10月より、

初めて出荷用に向けた稚牡蠣の育成を開始されました。


当初の予定より出荷が遅れた様です。

舞鶴漁協に到着し、

トラックより降ろされて、

フォークリフトでコンテナごと運んで頂きました。


田井漁協で育成された稚牡蠣は良く付着しています。


2011年3月1日(火)田井漁協で育成された稚牡蠣は良く付着しています

 


ホタテ貝の殻を連ねたコレクターには一連が50枚単位で育成されています。


海洋センターで育成された岩牡蠣の稚牡蠣は、

毎年夏過ぎの9月に入荷していました。ですが、

今回の3月に入荷した稚牡蠣は6ケ月のズレがありますので、

出荷出来るサイズへ育つには3年目は2014年の5月頃となりそうです。

 

引き続き、3月19日には、

冬場に出荷しています真牡蠣の稚牡蠣もトラック一杯積まれて到着しました。


2011年3月19日(土)冬場に出荷しています真牡蠣の稚牡蠣もトラック一杯積まれて到着しました

 


舞鶴市内で育成されている組合員の方々も、

船や軽トラックに積み込んで持って帰られます。


今は小さな稚牡蠣ですが、

約9ケ月後の12月には大きく育ってくれる事だと思います。


今年の稚牡蠣は、

フジツボが結構多く付着している様に見えました。


2011年3月19日(土)フジツボが結構多く付着している様に見えました

 

 

・・・贅沢は言えません!

 

若狭湾の久美浜は、

宮城県より稚牡蠣が届く予定だったそうですが、

3月11日に発生した東北関東大震災の影響で入荷は困難であるような話も聞きました。


東北の沿岸沿いは、

TVでも放映されていましたが、

養殖場所や船も含め牡蠣筏も全滅ですね。


物は何とでもなりますが、

亡くなられた方々の人数も日に日に増加しています。


痛ましい限りで、

問題無く過ごせていられるだけでもありがたい事です。


被災された方々に向け、

地区でも義捐金を集める予定でいます。

 

一日も早い復興を望んでいます。

【舞鶴は吉田における情報発信ブログ掲載に関する主旨】

 

本ブログを管理掲載する高田は、

【 株式会社スターシップ 】と言う法人を運営しています。


ブログの掲載に関し、

吉田の筏へ出向くには、

小型和船の「たかし丸」が活躍しています。


今年の夏には船の中間検査を受け船底も塗装しました。


今年の夏には船の中間検査を受け船底も塗装しました


数年前より、

地元の釣果情報を広く皆様にご紹介できればと思い、

本ブログを立ち上げました。


当初は掲載の承諾を受け、

地元の船頭さんのご協力を得て情報を発信する事が出来ました。


ですが、

釣果情報の報発信に伴う諸問題も発生しました。


ですから、

今年より各船頭様の釣果情報を掲載する事は止めています。

 

継続したいブログであり、名称は変えずに、

「吉田の筏」「真牡蠣の情報」「岩牡蠣の情報」を主に

掲載を実施しています。

 

旬の釣果情報は、

各船頭様が情報発信されておられますホームページをご確認下さい。

 


最後に・・・

今年一年もあと少しで暮れようとしています。

皆様におかれましては、

すばらしい新年が迎えられます事を、心よりお祈り申し上げます。

 

年末年始(H22年12月31日~H23年1月4日)は、お休みさせて頂きます。

 

株式会社スターシップ 代表取締役 高田 隆至

【軽トラに使用する荷台用のゴムマットを和船に敷き詰めました】


舞鶴は吉田の湾内に係留している和船があります。

船名は「たかし丸」と言い、用途は、

筏で育成している真牡蠣や岩牡蠣の作業に使用しています。


最近になり、

船尾部の荷台周辺の塗装が弱くなって来ました。


和船には収納兼、

日よけの小さなテントが取り付けてあります。


船のテントの上に鳥が停まってフンを落とします。

2010年11月23日(火)船のテントの上に鳥が停まってフンを落とします

 


テントの高さが丁度良いのか?

休息場所となっているのかは不明ですが、

よく元気に飛んで来ます。


塗装が弱くなった部分が丁度、

鳥のフンが散乱する場所と重なります。


フンの影響かどうかは不明ですが、

船尾部の塗装が弱くなり剥げて来ました。

2010年11月23日(火)船尾部の塗装も弱くなり剥げて来ました

 


天気の良い日に塗装も考えたのですが、

牡蠣類の荷物も積み、且つ、汚れも目立つ事から

床面の保護をする方が得策だと思いました。


一番安くて寸法的に丁度良いのは、

軽トラの荷台に敷いてあるゴムマットです。


寸法を測りゴムマットをカットして敷き詰めました。

2010年11月23日(火)寸法を測りゴムマットをカットして敷き詰めました

 


お昼前から作業を開始して、

昼食の時間となりましたので、一旦、家に戻りました。


食事も終えて出向きましたが、

もう元気に一発、フンを落としてくれています。


船首部の荷台は、

以前から同様なマットを敷いていました。

これで、

和船全体の荷台部にゴムマットが敷けました。

2010年11月23日(火)和船全体の荷台部にゴムマットが敷けました

 


ゴムマットはバツグンです。

コンテナボックスに牡蠣を入れると重量が約20kg程度になります。


筏の上から船の荷台に運び込んだ時には、

コンテナが滑らず、

重量があるにも係わらず、ほど良い感触で置けるのでGOODです。

 

今月は、

真牡蠣に付着したホヤの掃除を実施しました。

来週になれば、早くも12月に入ります。


年末近くになれば、

さらに寒くなると同時に真牡蠣の出荷時期となります。


青井牡蠣組合の牡蠣販売も開始予定となりますので、待ち遠しいですね。

【今年の天候は異常に熱かったので真牡蠣の筏に日よけを施しました】


夏場に猛暑が続いた数年前には、

真牡蠣の成育が弱く出荷が延びた記憶があります。


今年の夏も猛暑が続きました。

吉田の筏では真牡蠣や岩牡蠣の育成をしています。


渡船をされている方の筏には、

釣りがしやすい様に板で釣り場を作られています。


この板の下に吊してある真牡蠣は、

日よけの無い場所より成育が良い時もある。と聞いた事があります。


確かに夏場に海水温が高く、且つ、

日数が続いた場合には死滅する真牡蠣がありました。


今年は試しに様子を見ると言う事で、

試験的に筏の上をブルーシートで覆い日よけを施して見ました。


2010年10月29日(金)試験的に筏の上をブルーシートで覆い日よけを施して見ました

 


熱い日に、

テントやパラソルの下に居ると結構涼しくなるのと一緒です。

真牡蠣の成育にも良いのでは?


海水温が高くなると、

ムール貝やフジツボがロープや牡蠣に付着します。


逆にこの高い水温の影響なのか、

ムール貝の付着は少なかったのですが、

今年はホヤが数多く付着しています。


2010年10月29日(金)今年はホヤが数多く付着しています

 


実際にシートを取り付けたのは8月17日です。

8月の初旬より猛暑が続き、

取り付ける判断となりました。


今から思えば、

もう少し早くても良かったのではないか?と少し反省。


9月に入っても、変わらず、猛暑は続きましたが、

台風の影響が気になり9月の末に少し海水温も下がって来ましたので取り外しました。


今回は真牡蠣だけでは無く、

岩牡蠣の筏にも同様にブルーシートで日よけを施しました。


2010年10月29日(金)岩牡蠣の筏にも同様にブルーシートで日よけを施しました

 


統計がある訳でも無く、

海洋センターから指導があった訳でもございません。

本当に単なる試しです。


直ぐに、

結果が目に見えて判断出来る様でしたら大変です。

真牡蠣ならば、

今年の年末から来年にかけて少しは結果が出るのか?と少しは期待。


そんな事を考えながらブルーシートを回収しました。


2010年10月29日(金)そんな事を考えながらブルーシートを回収しました

 


何も考えずにシートを張りましたので、

失敗も有りました。


雨が降ればシートの上に雨水が貯まります。

シートの中心部から勾配が付くように固定しなかった影響で、

大きなシートは筏の柱と柱の間に水が貯まります。

固定したロープのハトメ部分のシートが切れる箇所が発生しました。


次回取り付ける場合には、

必ず勾配を付ける必要があります。


この日は、たまたまでしょうが、

日頃は滅多に来ない巡視船が狭い湾内に入って来ました。


2010年10月29日(金)日頃は滅多に来ない巡視船が狭い湾内に入って来ました

 


筏の上でブルーシートをバタバタとしていましたので・・・

不審に思ったのか、

こちらを見張っていました。

確かに不審な行動かも知れませんね。


ですが、

もう少し船の速度を落として来てもらいたいです。

大型の船による波の影響は結構あります。


釣り客の方も、

筏の上でしゃがみ込んで通り過ぎるのを待っておられました。


この夏はブルーシートで日よけを施しましたが、

真牡蠣の出来次第によっては具体的に検討する必要があります。

【今年は試験的に宮津の海洋センターで岩牡蠣の種付けを実施しました】


今年の夏は猛暑が続きました。

吉田の筏では岩牡蠣の育成をしています。


昨年までは海洋センターに軽トラで出向き、

岩牡蠣の種を引き取り、吉田の筏に吊していました。


昨年だけは何故か育ちが良くありませんでした。

対策として、今年は試験的に、

宮津の海洋センターで岩牡蠣の種付けを実施する事になりました。


2010年9月6日(月)宮津の海洋センターで岩牡蠣の種付けを実施する事になりました

 


作業日は9月6日でした。

写真裏手が海洋センターとなり、

猛暑日が続いている事もあり作業場所には、

ブルーシートを貼って頂きました。


一度に全ての関係者が集まると大人数になります。

この日は、

吉田地区の関係者が作業する日になりました。


ブルーシートのお陰で熱くなく作業がスムーズに進みました。


2010年9月6日(月)ブルーシートのお陰で熱くなく作業がスムーズに進みました

 


海洋センターの方曰く、

ブルーシートは人間の作業者向けもありますが、

岩牡蠣の種を暑さから回避する目的も兼ねています。


作業場所は、

海洋センターから約100m程度沖の海の上です。


木材で組んだ筏とは異なり、

コンクリートを敷き詰めた広い施設です。

もちろん海の上ですからフロートが底に取り付けてあります。


何と言ってもスゴイのは、

重量があるので多少の波や風があっても地上に居るかの様に安定しています。

酔われる方でも大丈夫では無いでしょうか?


作業場所には、

海水を汲み上げるポンプが設置してあります。


気温が高いので岩牡蠣の種が弱らないように海水をかけ流しています。


2010年9月6日(月)気温が高いので岩牡蠣の種が弱らないように海水をかけ流しています

 


サスガ!

立派な設備が整っています。


作業中は塩気があり、

デジカメを気軽に持つ事が出来ませんので、

休息ついでに写真を撮る事にしました。


作業は、

ホタテの殻に付着した岩牡蠣の種を育成ロープに固定します。


2010年9月6日(月)ホタテの殻に付着した岩牡蠣の種を育成ロープに固定します

 


固定と言うよりか、

ロープの中に編み込むと言う方が適切です。


昨年は海水温度の影響か、何か?・・・

原因は不明ですが、岩牡蠣の種が沢山死亡しました。


今回はその対策として、

種付け後の約1ケ月の期間を、

宮津湾の海洋センターで様子を見る事になりました。


岩牡蠣の種は約1ケ月ほど海洋センターで養生させます。


2010年9月6日(月)岩牡蠣の種は約1ケ月ほど海洋センターで養生させます

 


海洋センターにおいては、

種が付いているホタテの殻は1本のロープに25枚重ねてあります。


ホタテの殻を1枚、1枚、バラして、

育成する本付けのロープ1本に間隔を空け、

4個から5個程度編み込んで行く必要があります。


逆にこの時期には、

重ねた状態で吊しておいても種が死亡してしまいます。


少し大きくなるまでが、

一番不安な要素があり特に気になる時期となります。


施設の規模で目を見張ったのは、

海洋センターでは海上の作業場まで軽トラックで搬入する事が出来ます。


2010年9月6日(月)海洋センターでは海上の作業場まで軽トラックで搬入する事が出来ます

 


この日は職員の方が、

トリ貝の引き渡しの準備作業だと思いますが、

バギー車に乗り移動されていました。


バギー車であれば、

海上施設の先端まで乗り入れ可能な通路の幅があります。


軽トラであれば、

海上施設の入口付近まで乗り入れる事が出来ます。


海上の設備には、

海水を汲み上げる循環ポンプも要所、要所に設置してあります。


海上の通路や、

フェンス、作業場、等々の接続や枠は、

すべてステンレスが使用されています。

やはり設備にはしっかり費用が掛かっていますね。


10月になりましたら、

種付きの育成ロープを引き取りに来て、

吉田の湾内にある筏に吊す予定となっています。


今年育てる岩牡蠣の出荷は3年先の2013年になります。

種の付きも非常に良いので、

この時期に死亡しなければ例年より多くの岩牡蠣が育ちそうです。

【和船の中間検査と共に船底のゴミを取り払い塗料を塗りました】


今年の夏は猛暑が続いています。


この数ケ月は、

筏に出向き作業をする時間帯は、

早朝や夕刻でないと熱中症になりそうです。


中古の和船を購入して、

ちょうど丸2年が経過しました。


今年は船の中間検査の年です。

たかし丸を購入したアオイマリーナで検査を受ける事にしました。


2010年8月15日(日)たかし丸を購入したアオイマリーナで検査を受ける事にしました

 


今年は夏場の岩牡蠣の出荷数が少なく、

7月末で終了しました。


船の検査は9月末までに完了する必要があり、

使用する期間の無い8月初旬の日程でアオイマリーナへ持ち込みました。


気温もさながら、

高い水温が長く続いています。


船も7月末から使用する機会も無く、

水温の上昇と係留したままの状態が長く続きました。


やはり・・・

船の底には付着物がビッシリと付いています。

 

2010年8月15日(日)船の底には付着物がビッシリと付いています

 


たまには掃除をしますが、

普段は船底の状態を確認する事が出来ません。

マリーナのホイストで吊り上げてもらうと良く見えました。


本来ならば、

毎年、毎年、船を引き揚げて、

掃除をして船底塗料を塗った方が良いのですが、

昨年は見た目に大丈夫だったので、実施しませんでした。


特に付着物が多かったのが、

未塗装でもあるステンレスの船首下のベース板です。


2010年8月15日(日)未塗装でもあるステンレスの船首下のベース板です

 


購入時に船底塗料を塗って頂きましたが、

後付けで船首部分にステンレスの補強ベース板を取り付けてもらいました。


ステンレスの板は未塗装でもあり、

これでもか!と言うほど、底にはビッシリとフジツボが付着していました。


地元の皆さんは各自で船を引き揚げ、

付着物を掃除して船底塗料を塗っておられます。


たかし丸も個人で塗装する予定でしたが、

中間検査の日程も重なり整備も兼ね掃除と一緒に塗装をして頂きました。


もちろんですが、

今回の塗装はステンレス部分も塗装して頂く様に依頼しました。


依頼してから1週間で、

船の検査と船外機の整備と塗装を完了して頂きました。


2010年8月15日(日)船の検査と船外機の整備と塗装を完了して頂きました

 


普段は30フィートや40フイートの船を吊り上げている様子を見ていますので、

18フィートの和船は小さく見えます。


お盆過ぎから使用する予定がありましたので、

8月の忙しい時期になりましが無理を依頼しました。


普段は船外機の調子も悪くなかったので、

一般的な調整とグリスアップ程度の整備で完了したそうです。


アオイマリーナから係留場所でもある吉田の入り江に到着しました。


2010年8月15日(日)アオイマリーナから係留場所でもある吉田の入り江に到着しました

 


見た目に変わった箇所が有ります。

購入時の船底塗料の色は青色でしたが、

今回の塗装は黒色となりました。


アオイマリーナの船底塗料の色は黒色を使用されています。

 

2010年8月15日(日)アオイマリーナの船底塗料の色は黒色を使用されています

 


事前に黒色だと言われましたが、

特に色にこだわりが有る訳でもなかったので指定色の依頼もしませんでした。


船底塗料で良く見かける色は、

「青色」「赤色」「黒色」が一般的です。


付着物に対して色は関係有るのでしょうか?

個人で塗装する場合には「赤色」も目立って良いかな?と密かに考えてます。


今年が中間検査でしたので、

小型船舶は3年後に定期検査を実施する必要があります。


次回の船底塗装は個人で実施して見ようか?と考えています。

【養殖者には邪魔ですが釣り人には大事なエサとなります】


梅雨も明け、

夏の暑さが日々増して来ました。


舞鶴は吉田の入り江に設置している筏があります。

 

2010年7月18日(日)舞鶴は吉田の入り江に設置している筏があります

 


約10m*6m幅の筏を浮かすために、

発砲スチロールのフロートを11個を均等に配置しています。


管理している筏の数は5基ですから、

合計で55個のフロートがあります。


毎年の事ながら、

梅雨時期から初夏に向けて、

フロート全てにムラサキ貝が付着します。


2010年7月18日(日)フロート全てにムラサキ貝が付着します

 


呼び名は色々存在しており、

「ムール貝」「シュウリ貝」「ニタリ貝」「カラス貝」「ムラサキ貝」ですが、

この地区では単純に「イガイ」と呼んでいます。


この時期は、

小さい割には数が無数に付着しています。


小さいこの時期に掃除をしておかないと、

冬場には大きく育ち、異常な固まりの集団となってしまいます。


6月から休みの合間に筏に出向き、

午前中に1基の筏のフロートを掃除する日程を組みながら、

この筏で最後のフロート掃除となりました。


2010年7月18日(日)この筏で最後のフロート掃除となりました

 


ムラサキ貝の掃除は、

魚にとっては餌を撒いている訳ですから、

無数の小アジが群がって来ます。


休憩しながらですが、

11個のフロート全ての掃除が出来ました。


お隣の筏では、

釣り客の方が穂先に集中されています。

 

その横では、

国丸渡船さんが、

岩牡蠣の掃除をされています。


2010年7月18日(日)岩牡蠣の掃除をされています

 


実は関東のある方から、

「近場でいつも釣りに出向く場所があります。」

「今年はカラス貝が全滅しています。」

「舞鶴から送って頂けないでしょうか?」


上記の内容をメールで頂きました。

もちろん、この様なご依頼は初めての事です。


当初は、関西の方だと勝手に思いこみ、

「土曜日か日曜日に舞鶴まで来て頂いたら必要な量を好きなだけどうぞ!」

と連絡したのですが、

後から、関東の方だと知り、距離的に無理だと判断しました。


やはり運送が一番良いので、

発砲スチロールの箱に詰めて送る予定にしましたが、

現在の大きさが餌に対応するには小さすぎる事から断念して頂きました。


ムラサキ貝は、

養殖の漁業者にとっては厄介で邪魔な存在です。

ですが、

釣り客の方からすれば、

お金を払ってでも確保したい大事な餌となるのですね。

 

地区の船頭さんの筏ならば、

通年を通して餌用に掃除をしないで管理されています。

釣りの餌として勝手に採って頂けるので掃除する手間が省けて助かりますね。

【3年間大事に育成した岩牡蠣の中で出荷出来ない牡蠣はどうするか?】

 

夏前に出荷が始まる、

舞鶴産は育成の岩牡蠣です。


海で養殖(表現的には養殖より「育成」の方が良いらしい)する海産物には、

必ず不必要なモノが沢山付着します。


正式な名称はハッキリと知りませんが、

外周を海藻類やフジツボ、ムール貝、ゴカイ、泥、等々。と得体の知れぬ産物が、

岩牡蠣の周りに付着しています。


見た目には岩牡蠣とは判別出来ない程に海藻類が付着しています。


2010年6月12日(土)見た目には岩牡蠣とは判別出来ない程に海藻類が付着しています

 


岩牡蠣は出荷迄の3年間を、

海の中で育てますので、掃除をする必要があります。


特に厄介なのがムール貝です。

年に1回は掃除(バーナで焼却)しないと、

岩牡蠣を全て覆い尽くすほどの大きなカタマリになります。


掃除した後の1年間を海の中で育成した岩牡蠣です。


2010年6月12日(土)掃除した後の1年間を海の中で育成した岩牡蠣です

 


筏の上にコンパネを数枚敷き、

その上に岩牡蠣を引き揚げて数列並べます。


掃除には文明の力を使用します。

エンジンの高圧洗浄機を使用して掃除しています。


何とか・・・

海藻類の付着物を取り除くと見た目にも岩牡蠣だと判断出来ます。


2010年6月12日(土)海藻類の付着物を取り除くと見た目にも岩牡蠣だと判断出来ます

 


高圧洗浄機を使用しても、

フジツボやムール貝を取り除く事は困難です。


ムール貝は、

夏場にバーナを使用して焼く事により発生を抑える事が出来ます。


厄介なのはフジツボです。

何とか簡単に剥離させる方法を考えている最中です。


高圧洗浄機で掃除した後に、

岩牡蠣を分離する作業があります。


分離するには、

冬場の真牡蠣と異なり、簡単には出来ません。


硬い岩牡蠣はタガネを使用したりエアーハンマーで効率良く分離しています。


2010年6月12日(土)硬い岩牡蠣はタガネを使用したりエアーハンマーで効率良く分離しています

 


分離する際に、

岩牡蠣同士が複雑に絡み合っている事もあります。


丁度、

人間同士お互いが握手をした様な状態で大きく育った岩牡蠣を分離すると、

どうしても片方の岩牡蠣を犠牲にする事もあります。


2個が固まりとなった岩牡蠣を出荷する事も出来ませんから、

無理にでも分離させています。


岩牡蠣は殻の一部を破損させてしまうと商品としての価値は無くなります。


2010年6月12日(土)岩牡蠣は殻の一部を破損させてしまうと商品としての価値は無くなります

 


自然の状態で育っていますので、

形も様々であり、数10個に1個の割合で、

分離作業においては殻を破損させてしまいます。


この様に、

岩牡蠣の殻が半分も破損する事もあります。


2010年6月12日(土)岩牡蠣の殻が半分も破損する事もあります

 

 

少しの破損個所であれば、

さらに1年間養生する事で牡蠣自体が自然と埋めてくれますが、

殻の根元や数cm以上の破損部分があると無理です。


商品として出荷する事は無理ですから、

魚の餌として与えてやるか、身が大丈夫ならば、

持ち帰って食べる事にしています。


分離作業の日は、

大体5個~10個程度を駄目にする事が多く・・・

ご近所で牡蠣が好きなご家庭にお裾分けしながら処分しています。


大半は殻の一部が破損しただけですから、

岩牡蠣の身自身は出荷する商品と全く一緒で、問題無くプリプリの大きな身です。

お裾分けした皆さんにも喜んで頂いてます。

 

季節限定で出荷している岩牡蠣です。

本日の6月28日から、

「舞鶴若狭道路」も試験的に高速料金が無料となりましたので、

是非、舞鶴市内のお店で「岩牡蠣丼」を食して見て下さい。

【舞鶴は吉田の湾内に設置している真牡蠣用の養殖筏を製作しています】

 

舞鶴は吉田の湾内に浮かべている筏があります。

これは、

真牡蠣や岩牡蠣の養殖に使用している筏です。


以前は秋に竹を切り、

翌年に組み上げて筏を製作していました。


ここ数年は、

食材のこだわりでお世話になっている

青井地区の大下氏に依頼して筏を製作して頂いてます。


2010年4月4日(日)青井地区の大下氏に依頼して筏を製作して頂いてます

 


竹で製作した筏の場合、

約5年で割れが多くなり、老朽して朽ちて来ます。


大人が乗ると「ベキ、ベキ」と、

割れが発生し、最悪の場合には真っ二つに折れて、

大変な事になってしまいます。


今年で使用的に限界が来ている筏の1基を交換する必要があり、

真牡蠣の出荷が終了する4月中旬には、

筏で養殖している牡蠣も全て終了し「空」になります。


次の種牡蠣をロープで吊す前に、筏を交換する必要があります。


筏は間伐材を使用し、

白木ですから防腐目的にクレオトップを塗ります。


2010年4月4日(日)白木ですから防腐目的にクレオトップを塗ります

 


木に塗る防腐剤と言えば、

昔から定番の「クレオソート」と言う商品でしたが、

環境問題で規制が入り、現在は販売されていない様です。


組み立てる(組む)前に、

昔で言う「クレオソート」の代用品で「クレオトップ」と言う

環境基準をクリアーした防腐塗料を塗っておきます。


最近の防腐剤はニオイもさほど無く、

メーカーによっては、色の薄い防腐剤もあります。

一度、色の薄い防腐剤を使用した場合には、

どこ迄塗ったのか、分かりずらい思いをした経験があります。


今回は量販店の「コメリ」で購入しましたが、

ニオイは薄く、色はそこそこ付きますので、丁度良い防腐剤です。


早朝より2名で、午前中の半日仕事!

間伐材の36本に防腐剤を塗る事が出来ました。


2010年4月4日(日)間伐材の36本に防腐剤を塗る事が出来ました

 


竹で組む場合には、

自宅の裏山より切り出して使用していましたので「タダ」でしたが、

間伐材は購入しますので費用が掛かります。


メンテナンスをしっかり継続出来れば、

約20年は十分に使用出来ます。


耐用年数でどう判断するかは利益との兼ね合いになりますが、

この先、20年間壊れず継続出来るかにより費用対効果が出てきます。


現状では来年も1基、

竹の筏を交換する必要がありますので、今から製作の予約を入れておきます。

【牡蠣を揚げる手作りの簡易ウィンチで時間と労力の短縮を計ろうと思います】

 

舞鶴は吉田の筏では、

真牡蠣や岩牡蠣の養殖をしています。


冬場の時期は真牡蠣の出荷が最盛期となります。


牡蠣の掃除を筏の上で行っていますので、

餌を撒いているのと同じ状態ですから、チヌも寄って来ます。


今年は昨年と比べて釣果は上がっていません。

水温の影響なのか何かは船頭の方も理解出来ないそうです。

 

真牡蠣ですが、

最近までは手でロープを引き揚げ、

牡蠣を割る金槌(かなずち)で牡蠣のかたまりを砕いていました。


今回より中古ですが、

牡蠣を引き揚げるウィンチを使って見ました。


2010年2月28日(日)牡蠣を引き揚げるウィンチを使って見ました

 


一基の筏に、

約100本から120本のロープで牡蠣が吊してあります。


毎年12月から1月頃は、

まだ牡蠣の殻も小さく重量は手で十分引き揚げる事が可能ですが、

2月から3月になると軽い頃より約1.5倍の重量になって来ます。


手で引き揚げると腰が痛くなります。


未完成の巻き上げ機は、

ウィンチのハンドルを回す空間が必要です。


初回は、

ハンドル部分の下に木材を置きましたので、

牡蠣が中央で、てんこ盛りになってしまいました。


回避する為に、

簡易的にコンテナケースで高さを調節しました。


2010年2月28日(日)簡易的にコンテナケースで高さを調節しました

 


程良い高さですから、

牡蠣のロープをウィンチで巻きながら揚げる事が出来、

揚げると同時に牡蠣のかたまりを砕きます。


この機械により、

牡蠣の巻き揚げと、牡蠣の分離が同時に出来ます。

さらにロープの掃除も出来ますので一石三鳥ですかね?


牡蠣の掃除をしていると、

何故かこの日は鳥が近場まで寄って来ました。


2010年2月28日(日)何故かこの日は鳥が近場まで寄って来ました

 


ムール貝や小さい牡蠣を砕いてやると、

昼過ぎから夕方まで喜んで食べていました。


何時もならば釣り客の方が、

掃除している横に来られてチヌを釣られます。


今日は珍しく、

他の筏の上には数名の方しか見かけませんでした。

 

牡蠣の巻き上げ機械ですが、

真牡蠣と岩牡蠣にも使用出来れば!と考えています。


改良点や修正部分は使用した感覚で結構あります。

今後、時間はかかりますが、

基本ベースを変えずに色々と改良して満足の行く機械に仕上げる予定です。


お金を掛けて作れば簡単なのかも知れませんが、

費用は最小限で、知恵を絞り、自宅にある道具を使用しながらコツコツと、

使いやすい補助具等も手作りして行こうと考えています。

【週末の休みは筏の上で牡蠣の掃除をしていますのでチヌが寄って来るかも?】

 

最近は両親が育てている、

真牡蠣や岩牡蠣の養殖を手伝っています。


先週の16日(土)は雨が降り出向きませんでしたが、

17日の日曜日は天候が回復しましたので、筏へ出向きました。


寒波の影響で、

舞鶴産の牡蠣も身が大きくなって来ました。


2010年1月17日(日)舞鶴産の牡蠣も身が大きくなって来ました

 


筏の上にベニヤ板を置き、

一連、一連、手で引き揚げています。

引き揚げた後に連なっている牡蠣を「大」「中」「小」と、

1ケ、1ケを分別します。


一人でやっていますので・・・一服!


周りを見渡せば、

漁船の「ドドド」と軽快な音がします。


ナマコ引きの船がロープを引っ張り行き来しています。

2010年1月17日(日)ナマコ引きの船がロープを引っ張り行き来しています

 


ゆっくり運転しながら、

湾内を何周もされていました。

1日で何k取れるのでしょうか?


釣り客も様子を見ながら釣りをされています。

2010年1月17日(日)釣り客も様子を見ながら釣りをされています

 


底引きですから、

海の底がかき回され、活性化するのでは?

と勝手な妄想をしています。


奥の筏では、

牡蠣の掃除されている横で釣りをされている様です。

2010年1月17日(日)牡蠣の掃除されている横で釣りをされている様です

 


牡蠣のゴミは、

チヌのエサを撒いているのと一緒ですから、

冬場に来られる釣り客の大半は牡蠣のエサを使用されています。


この牡蠣を針に掛けるのが大変です。

釣り客の個性や独自の考えで掛け方があります。

ちなみに、当方は下手です。良く外してしまいます。


お昼過ぎに、

常連でカセ釣りが好きな方が筏へ来られました。

2010年1月17日(日)常連でカセ釣りが好きな方が筏へ来られました

 


午後から良く釣りに来られる方です。

「仕事の最中に遊びでスミマセン」と言われ、

筏の横に和船で来られました。


「釣れなくても知りませんよ」を会話をし、

釣りの準備をされ、アタリに集中されていました。


幾度も良型のチヌを上げられる方ですが、

今日の様子は、

フグがいる様で「針を取られます」との事でした。

キッチリ合わせた上げた釣果は、やはりフグでした。


早々に引き揚げましたが、

その後の釣果は如何でしたか?

 

今週末の23日と24日も大雨や大雪でなければ、

牡蠣の掃除に筏へ出向く予定にしています。


お近くでお釣りの方は「カメラ」を持参していますので、

年無しが上がりましたら撮影させて下さい。

【舞鶴は吉田における釣果発信ブログの掲載に関するお礼とお詫び】

 

本ブログを管理掲載する高田は、

株式会社スターシップと言う法人を運営しています。


ブログの掲載に関し吉田の筏へ出向くには、

和船の小型ですが、

吉田の入り江に係留しています「たかし丸」が活躍しています。

吉田の入り江に係留しています「たかし丸」が活躍しています

 


昨年の夏より、

地元の釣果情報を広く皆様にご紹介できればと思い、

このブログを立ち上げました。


当初は何かと、

地元の船頭さんのご協力を得て情報を発信する事が出来ました。


その節は、

船頭の皆様、また、

釣り客の皆様には大変お世話になり、ありがとうございました。

 

しかしながら、

本情報発信に伴う諸問題も発生しました。


伴い、

各船頭様の釣果報告ですが、

掲載する事を少し控える事にしました。


せっかく立ち上げたブログですから、

今後は「釣り人の様子」「最近の釣果」「個人的な釣果」を主に

掲載を引き続き実施する予定でいます。

 

旬の情報は、

各船頭様が情報発信されておられますホームページをご確認下さい。


今後は吉田の海に関する情報や、

真牡蠣や岩牡蠣その他、養殖に関する情報も掲載して行きたいと考えています。


思考錯誤を実施しながら、

一つでも「知って良かった」と言われる情報発信のブログにして行きます。


今後もご支援の程、宜しくお願い申し上げます。

 

最後に・・・

今年一年もあと少しで暮れようとしています。

皆様におかれましては、

すばらしい新年が迎えられます事を、心よりお祈り申し上げます。

 

年末年始(H21年12月31日~H22年1月3日)は、お休みさせて頂きます。

 

株式会社スターシップ 代表取締役 高田 隆至

【岩牡蠣を吊している筏のフロートに付着したムール貝の掃除と釣り客の様子です】


舞鶴は吉田の筏では、

ここ最近良型のチヌが爆発的な釣果となり、

平日もさることながら休日にはさらに多くの釣り客で一杯でした。


今年出荷分の岩牡蠣も終了し、

筏を浮かべるウキのフロートには、

夏場に向けてフジツボやイガイ(ムール貝)が一番付着する季節になります。


この時期に掃除しておかなければ、

次第に大きくなりさらに剥がしにくくなります。


筏のフロートには貝がビッシリ付着しています。

2009年7月19日(日)筏のフロートには貝がビッシリ付着しています

 


使用している筏は5基あり、

一台の筏に平均12個のフロートを取り付けていますので、

合計60個の掃除を毎年実施する事になります。


さて本日は、

せっかく筏まで来ましたので、

釣り客の様子を写真に撮らせて頂きました。


弁天島の方には2名の方が集中されています。

2009年7月19日(日)弁天島の方には2名の方が集中されています

 


少し見ていましたが、

もう午前9:30分過ぎですから釣果は見えませんでした。


ヨットハーバー側の方にも2組の方が釣りをされています。


2009年7月19日(日)ヨットハーバー側の方にも2組の方が釣りをされています

 


ここからでは反対側となり、

様子も雰囲気しか分かりません。


沖の方には3名の方が釣りをされていました。


2009年7月19日(日)沖の方には3名の方が釣りをされていました

 


遠くになり、

望遠で撮りましたので少しピンボケでした。


隣りの筏では、

ヒットされた様子を写真に撮らせて頂きました。

ですが、

チヌでは無くお顔も鮮明に写っていましたので、

これは許可なく掲載は駄目だと思いましたので写真は控えさせて頂きました。


さてさて本来の目的です。

お掃除!

畑で使う「鍬(クワ)」を使用して貝をフロートから剥がします。


2009年7月19日(日)畑で使う「鍬(クワ)」を使用して貝をフロートから剥がします

 


フジツボやイガイを剥がしますので、

廻りには無数のアジが一瞬に寄って来ます。


思わず、

サビキで釣ればイレ食いかな?

イヤ・・・

釣りは釣り。

仕事は仕事。


ビッシリ貝が付着していたフロートも綺麗になりました。


2009年7月19日(日)ビッシリ貝が付着していたフロートも綺麗になりました

 


本日は曇り模様でさほど熱くもなく、

のんびりと釣り客の様子も見ながら掃除をしていました。


何とか、

1時間少々で1基全てのフロートの掃除が出来ました。


2009年7月19日(日)1時間少々で1基全てのフロートの掃除が出来ました

 


全ての掃除が終了すると、

筏全体が軽くなり約10cm浮き上がりました。


本日はこれで終了!

またこの次だ!


岩牡蠣の掃除をしている最中にも、

時間の合間を見てフロートの掃除をした事があります。

翌日には、

牡蠣のゴミやイガイも筏の下に程良く撒いた状態ですから、

お隣で釣られていた方が「翌日にこの筏で釣らせて下さい」と言われた事もあります。


最近はこのイガイでも良く釣れている様ですね。


渡船屋さんと釣り客には必要な貝ですが、

筏を持つ方には厄介な貝となりますので面白いですね。

【岩牡蠣を掃除に来ましたが連日の猛暑で釣り客もグッタリされています】


数日前に、

梅雨入りの発表がありました。


ここ舞鶴も、

少し雨が降りましたが、

連続熱い日々が続いています。


少し釣り客の様子が気になります。


週末の土曜日に、

今年は最後になるであろう岩牡蠣の掃除に筏へ出向きました。


舞鶴も午前中から天候が良く、

気温もグングン上がり30度を超えてます。


さて、熱いが、お仕事!

掃除するためにベニヤ板の上に持ち上げた岩牡蠣です。

2009年6月27日(土)掃除するためにベニヤ板の上に持ち上げた岩牡蠣です

 


ホヤと海藻がてんこ盛り!

岩牡蠣の掃除は高圧ポンプを使います。


掃除中は、

付着したゴミが飛散しますので上下カッパを着込みます。

もう汗ダクダクです。

サウナ状態の表現が合っているかも!


少し掃除してはカッパを脱ぎ休憩です。

この作業を繰り返します。


5月頃でしたら掃除が終わるまでカッパを脱ぐ事はありませんでした。

でもこの猛暑では、

休み休みの作業でなければとても体が持ちません。


休憩時間に釣り客の様子を写真に撮りました。

2009年6月27日(土)休憩時間に釣り客の様子を写真に撮りました

 


皆さんも、

暑さ対策にテントやパラソルを立てておられます。

中には、

集中し穂先を見つめておられる方もおられました。

2009年6月27日(土)集中し穂先を見つめておられる方もおられました

 


気配有り?


ですが、大半、

ファインダー越しに見えるお顔は、

皆さん暑さの為にグッタリされています。

2009年6月27日(土)皆さん暑さの為にグッタリされています

 


海の上では日陰があれば、

風が少し吹いても涼しく感じられます。


これから夏本番に向けてさらに気温も上昇します。

筏で魚を釣ると言うのは暑さとの戦いになると思います。


皆様、

ぐれぐれも日射病にならぬ様に心がけて下さい。


終日筏で作業していまたが、

トータルで約1リットルのお茶を飲みました。

体から出た分の水分を補給したように思えます。


帰宅後、

夕食時のビールが何ともチョー最高でした。

 

追記

2009年6月28日(日曜日)

土曜日と日曜日に連日で釣りに来られた方と

お昼に少しお話をしました。


「昨日掃除された筏で釣りをさせてもらってます」

「午前中はバラシましたがまだまだ気配があります」

「昼からもチャレンジして来ます」

釣れたのでしょうか?

【牡蠣の筏に設置するタープを設置中にお隣の筏で大物をゲット?】

 

ポカポカ陽気でしたから、

日曜日の午前中に吉田の筏へ出向きました。


昨年の冬場に破損しましたテントの設営と、

今月末より始まる

岩牡蠣の掃除や出荷に向けて日よけのタープを設営しました。


2009年5月10日(日)岩牡蠣の掃除や出荷に向けて日よけのタープを設営しました

 


筏の上は水平ではありません。

タープを設置する土台を板で加工し、

その上に固定した後に設営しました。


夏場はあまり強風が吹きませんから大丈夫だと思います。

ですが、

本来、この様な場所に設営する商品ではありません。

壊れても仕方無いと考え、

オークションで落札しました。


商品は確か3,790円でゲット!

重量が約14kgありましたから運賃が指定の2,730円と少し高額でした。

合計金額が6,520円でしたから、

3mタイプの大型ならば市販品に比べて約半額以下だと思い納得です。

 

設置中に何やらお隣の筏で声がしています。

おっ!

早速、胸ポケットに納めていましたデジカメを取り出し、

数枚の写真を撮らせて頂きました。


お客さんが丁度魚を釣り上げている最中の写真を撮影する事が出来ました。

2009年5月10日(日)お客さんが丁度魚を釣り上げている最中の写真を撮影する事が出来ました

 


その時・・・

ロープでタープを縛る前に少し風が吹きました。

あわてて支柱を抱え込みましたので、

釣果が何であったかは最後を見届ける事が出来ませんでした。

魚、見たかったな!


さて、

テントやタープの設営が完了しましたので一休み。


向こう隣りの筏では、

親子で来られた釣り客の皆さんが楽しそうに釣りをされていました。


2009年5月10日(日)親子で来られた釣り客の皆さんが楽しそうに釣りをされていました

 


天気が良く、

終日天候に恵まれましたが、

皆さん釣果はどうだったのでしょうか?

【牡蠣の筏に設置する簡易テントを自宅で組立しました】

 

吉田の筏に設置していました簡易テント!

2基の内、1基が破損してしまいましたので、

岩牡蠣の掃除、出荷が始まる前に

組み立てて設置する予定としています。


今年の冬に積もった雪の影響で

天井が陥没した事や、

その前にはタルキで筋交いをしていましたが、

筏の上に設置するモノではないので過酷な条件下では絶えられません。


よって、

ステンの針金で筋交いを施しました。

教訓をふまえて少し頑丈にテントを補強する事にしました。

2009年4月25日(土)教訓をふまえて少し頑丈にテントを補強する事にしました

 

 

アルミパイプの組立は、

以前も製作した事もあり簡単に組み立てる事が出来ました。


このテント特有ですが、

テント自体の寸法とシートがピッタリと合ってますので、

全面のジッパーが良く破損してしまいます。

以前の2基もジッパーが硬く無理をすればスグに破損しました。


ですから、

今回はメーカーには悪いのですが、

全体的に寸法を小さくなる様にパイプを数cmカットしました。


追加で加工した部分は、

雪の重みにも絶えられる様に、

天井部のパイプ下に補強のタルキを入れました。


さらに、

タルキの筋交いの変わりに今回は

ステンレスの針金を使用して簡単で丈夫な筋交いを入れました。

 

筏は間伐材を組んだ木材ですから

設置する場所は水平では無く、

木材の寸法により段違いとなっています。


ですから、

アルミのパイプを固定すれば土台部分をロープで縛っても

変な形で固定されますので部分、部分がどうしても破損します。

対策としてテントが水平に固定出来る様に

頑丈な枠を下に入れるモノを製作する事にしました。


当初は、

少し太い木材を使用しょうか?と考えたのですが、

Lアングルの鋼材がありましたので

今回は溶接で固定枠を製作する事にしました。


2009年4月25日(土)今回は溶接で固定枠を製作する事にしました

 

 

必要寸法にカットして四隅を溶接し、

溶接部分をメッキ塗装した後に

サビ止め目的で全体を余っていたペンキで塗りました。


昼間でしたから熱く・・・

塗るのは結構アバウト!

短時間で塗ってしまいました。


固定枠と簡易テントをGW中に筏へ持って行き設置する予定です。

2009年4月25日(土)固定枠と簡易テントをGW中に筏へ持って行き設置する予定です

 

 

以前の教訓を生かして、

今回は少し頑丈に製作したつもりですが、

海上に浮かぶ筏の上に設置する訳ですから

何か発生するか予測がつきません。


時間に余裕が出来れば、

次は5年、10年は保つ小さな小屋でも作ろうかと考えています。

【牡蠣の筏に設置していました簡易テントが強風の影響で破壊しました】

 

吉田の筏には

簡易テント(自転車用)を2基設置しています。


今年降った雪の影響で、

筏に設置している簡易テントの天井がたわんでしまいました。

2009年2月1日(日)筏に設置している簡易テントの天井がたわんでしまいました

 


その後、

雪が降るとさらに潰れてしまうと思い、

テントの中へ竹で天井に突っ張りを入れました。


フレームの左右に

簡単な筋交いはしていたのですが、

無理でした。


その甲斐もなく・・・

結構強い強風が吹きました。


簡易テントですから、

風の当たる方向が悪かったのか見事に崩壊してしまいました。

2009年2月1日(日)風の当たる方向が悪かったのか見事に崩壊してしまいました

 


2基中、

もう1基のテントは大丈夫でした。


ですが、

このままにしておく事も出来ず・・・


急遽筏に出向き撤去作業です。

寒い中でしたが何とか終了しました。

2009年2月1日(日)寒い中でしたが何とか終了しました

 


積み込んだ状態を見れば、

無惨!

テントはバラバラのまま船に積み込んで帰港しました。

2009年2月1日(日)テントはバラバラのまま船に積み込んで帰港しました

 


一部テントも切れて、

フレームも壊れていますのでもう修復は困難だと思います。


仕方ありませんから、

残った1台のテント(岩牡蠣用)を

この冬場に使用するため(真牡蠣用)移動予定です。


春先の、

岩牡蠣の掃除が始まるまでに、

もう少し頑丈な簡易小屋でも作ろうかと考えています。

 

追記

吉田の筏では

平日(ムラ有り)ですが、

35cmから50cmサイズが釣れていますよ。

エサは牡蠣が多いですね。

【2008年の夏にアオイマリーナで中古の和船を購入しました】

 

この和船を購入した動機と経緯です。


アオイマリーナで購入前に現物を確認した「たかし丸」です。

アオイマリーナで購入前に現物を確認した「たかし丸」です

 

 

幼い頃は

地区内に

一家に一艘、

木造の和船がありました。


逆に現在では木造船は貴重な存在となっています。
  

和船(木造船)は

漁業に携わる父親が夏場の岩牡蠣と

冬場の真牡蠣の養殖に使用していました。


長年(数十年)、

酷使しましたので、

木造船の船尾側に船外機を取り付ける台座や、

船底の一部に穴が空き、

今年の冬までには修理に出さなくてはならなくなりました。


長年酷使した木造船の名前は「高治丸」です。

長年酷使した木造船の名前は「高治丸」です

 


しかし、

修理代金は有に10万円を越えそうな雰囲気です。

6月の後半だったと思いますが、

舞鶴は青井より真牡蠣の販売に関して【食材のこだわり】に参加

して頂いています「大下氏」より中古のFRP和船を紹介されました。


タダ同然のFRP和船です。

タダ同然のFRP和船です

 


当初は父親が確認して

「多少の修理で使えるなら」

と、言う事で、

アオイマリーナへ修理を兼ね上げてもらいました。


その後、

代表が確認を兼ね

マリーナ技術担当の方に状況をお聞きした所・・・


1.FRPで甲板に板を貼る必要がある。

理由:単純です。雨がたまれば沈んでしまう。


FRPで甲板に板を貼る必要がある

 


2.板を貼れば船底に入っている補強剤材を取る必要がある。

理由:船底を修理する場合にはビスが貫通しているので、

   貼った板を剥がす必要がある。

板を貼れば船底に入っている補強剤材を取る必要がある

 


修理費用が思ったより必要となり悩みます。


翌日に再度、

相談に伺った時に、

本当に偶然・・・

アオイマリーナのお客様で

「和船からプレジャーボートに乗り換えのお客さんがおられますよ!」

「たぶん、この和船は販売可能ですよ!」

この一言で決定です。


何も修理する所がなく、

現状のままでOKが気に入りました。


但し、

船外機は中古の良型がありません。

父親も使用しますので、

電動チルトが搭載されている新品を購入しました。


費用の大半は船外機の金額となりました。

 

紹介して頂いた大下氏には

ご迷惑かけてしまいましたが、

修理費用の事を説明し、

新しい和船の件を説明しましたら、

「いいよ!」と


愛想良く承諾して頂きました。(その節は色々とすみませんでした)


こんな経緯があり

「たかし丸」がめでたく高田宅に来ました。


2008年8月2日(土)アオイマリーナより引渡です。


せっかくですから、

アオイマリーナの谷崎社長と一緒に記念撮影です。

アオイマリーナの谷崎社長と一緒に記念撮影です

 


古い木造船は代表が得意?

な手作りで

修理にトライして見ようと考えています。


何時になるかわかりませんが、

兼用して大事に使って行こうと考えてます。

【岩牡蠣の看板を取り付ける作業の途中で釣り人の様子を撮らせて頂きました】


仕事の都合で土曜日は不在でした。

日曜日は昼から、

岩牡蠣の筏を示す看板を2ケ所に取り付けました。

2008年11月9日(日)岩牡蠣の筏を示す看板を2ケ所に取り付けました

 


両親が、

真牡蠣とは別に岩牡蠣の養殖も実施しており、

府立海洋センターが出来具合を視察に来られるそうです。

今年から認識する上で

「岩牡蠣の看板」を取り付ける指示があり製作して

取り付けに来ました。


う~ん・・・

何か「ここに牡蠣がありますから皆さんご自由にどうそ・・・」

と言っているようで、

牡蠣は勝手に持って行かないで下さいね。

頼みますよ!


取り付けも終了しましたので、

釣り人の様子と風景を撮らせて頂きました。


筏より向かって西側のお客さんです。

2008年11月9日(日)筏より向かって西側のお客さんです

 

近場でしたから釣果をお聞きしたら1匹釣れているとの事です。


筏より向かって東側のお客さんです。

2008年11月9日(日)筏より向かって東側のお客さんです

 

奥の方も釣れているようです。


筏より向かって北側のお客さん1枚目です。

2008年11月9日(日)筏より向かって北側のお客さん1枚目です

 


筏より向かって北側のお客さん2枚目です。

2008年11月9日(日)筏より向かって北側のお客さん2枚目です

 


筏より向かって北側のお客さん3枚目です。

2008年11月9日(日)筏より向かって北側のお客さん3枚目です

 


筏より向かって南側のお客さんです。

081116yoshida07.jpg2008年11月9日(日)筏より向かって北側のお客さんです

 


帰り際に

よしみ船頭さんがお客さんの釣りを見学されていました。

2008年11月9日(日)よしみ船頭さんがお客さんの釣りを見学されていました

 

 

本日は夕刻も用事があり取材する時間がありませんでした。

今週の状態を船頭さんから少しお聞きしました。

 

【日付】

2008年11月15日(土曜日)


【船頭さん】

嵯峨根渡船(嵯峨根 健様)


【釣果】

大きなサイズは、

船頭さん目視の50cmが2匹です。

 


【日付】

2008年11月13日(木曜日)~11月16日(日曜日)


【船頭さん】

國丸渡船(嵯峨根 國夫様)


【釣果】

2008年11月13日(木)

國丸船頭さんが測られた49cmのチヌです。

2008年11月13日(木)國丸船頭さんが測られた49cmのチヌです

 


2008年11月14日(金)

國丸船頭さんが測られた40cmのチヌと54cmのヒラメです。

2008年11月14日(金)國丸船頭さんが測られた40cmのチヌと54cmのヒラメです

 


2008年11月15日(土)

國丸船頭さんが測られた45cmのチヌです。

(他に70cmのスズキです)

2008年11月15日(土)國丸船頭さんが測られた45cmのチヌです

 


2008年11月16日(日)

國丸船頭さんが測られた30cmサイズと43cmのチヌです。

2008年11月16日(日)國丸船頭さんが測られた30cmサイズと43cmのチヌです

 

※國丸渡船さんが撮られた写真を掲載しています。

 


次回は勤労感謝の日も重なり

土曜日も休みでしたら3連休となります。


週の中に寒波が入り週末は持ち直す天気予報です。

釣果はどうなるのでしょうか?

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たかた たかし
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代表 高田 隆至
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趣味 手作りに関することが
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    釣りも少々。

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