【舞鶴産は岩牡蠣と真牡蠣の稚牡蠣が到着しました】
毎年の事ですが、
3月になる真牡蠣の稚牡蠣が届きます。
今年は、
宮津の海洋センターで育成している岩牡蠣とは別に、
東舞鶴の田井漁協で育成した岩牡蠣の稚牡蠣も届きました。
田井漁協では昨年の10月より、
初めて出荷用に向けた稚牡蠣の育成を開始されました。
当初の予定より出荷が遅れた様です。
舞鶴漁協に到着し、
トラックより降ろされて、
フォークリフトでコンテナごと運んで頂きました。
田井漁協で育成された稚牡蠣は良く付着しています。
ホタテ貝の殻を連ねたコレクターには一連が50枚単位で育成されています。
海洋センターで育成された岩牡蠣の稚牡蠣は、
毎年夏過ぎの9月に入荷していました。ですが、
今回の3月に入荷した稚牡蠣は6ケ月のズレがありますので、
出荷出来るサイズへ育つには3年目は2014年の5月頃となりそうです。
引き続き、3月19日には、
冬場に出荷しています真牡蠣の稚牡蠣もトラック一杯積まれて到着しました。
舞鶴市内で育成されている組合員の方々も、
船や軽トラックに積み込んで持って帰られます。
今は小さな稚牡蠣ですが、
約9ケ月後の12月には大きく育ってくれる事だと思います。
今年の稚牡蠣は、
フジツボが結構多く付着している様に見えました。
・・・贅沢は言えません!
若狭湾の久美浜は、
宮城県より稚牡蠣が届く予定だったそうですが、
3月11日に発生した東北関東大震災の影響で入荷は困難であるような話も聞きました。
東北の沿岸沿いは、
TVでも放映されていましたが、
養殖場所や船も含め牡蠣筏も全滅ですね。
物は何とでもなりますが、
亡くなられた方々の人数も日に日に増加しています。
痛ましい限りで、
問題無く過ごせていられるだけでもありがたい事です。
被災された方々に向け、
地区でも義捐金を集める予定でいます。
一日も早い復興を望んでいます。