舞鶴は吉田の筏で魚釣りで「舞鶴産」と一致するもの

【舞鶴産は育成岩牡蠣の中身は特大サイズです】


舞鶴産は育成岩牡蠣の出荷ですが、

今年は例年より早く4月から出荷開始となりました。


筏の上でタガネを使用してバラシますが、

1日に数個は岩牡蠣の殻部分を破損させてしまいます。


1日に数個は岩牡蠣の殻部分を破損させてしまいます

もちろん破損した岩牡蠣の出荷は出来ません。

破棄(お魚くんへのお食事)とするか、食べるかです。


大半はご近所宅へお裾分けですが、

今回は自宅で蒸し牡蠣にして食べる事にしました。


特大の岩牡蠣は大人の手のひらサイズもあります。


特大の岩牡蠣は大人の手のひらサイズもあります

殻付きの状態で800グラム程度はあります。

今回破損した岩牡蠣は3個ですが

縦長サイズと横太サイズと小型サイズとバラバラです。


縦長サイズと横太サイズと小型サイズとバラバラです

さすがに、一口では食べれません。

輪切りにしてポンズで食べました。


ものすごく濃い味の牡蠣を食べている。

との感想ですね。


終日筏に出向き、

タガネで分離させますが、

破損しない事は滅多にありません。


ご近所で岩牡蠣が好きな方がおられますので非常に助かります。

大半は自宅に戻る途中にご近所宅へ伺い、

留守でも玄関先へバケツ事岩牡蠣を置いて帰らせてもらいます。


スミマセン!

毎回岩牡蠣の供養をして頂いております。

【舞鶴湾内の筏で育成している岩牡蠣の盗難が続いています】

盗難は犯罪です。

非常に悔しくて大変迷惑しています。


ここ最近ですが、

舞鶴湾内で育成している岩牡蠣の盗難が続いています。


真夏におこなう育成岩牡蠣の出荷作業は暑さとの戦いです。


真夏におこなう育成岩牡蠣の出荷作業は暑さとの戦いです

当方は被害に遭っていませんが、

同業者としての思いは一緒であり、一連の迷惑を被ります。


出荷までの工程は、

・大きく育った岩牡蠣を筏の上に引き上げます。

(一人では無理な重量もあります)


ロープ1本で約100個育つ事もあり、

重量にして50kg前後になる事もあり引き上げるのも大変です。


掃除は機械を使用し

・岩牡蠣に付着したゴミ類を高圧洗浄機を使用して吹き飛ばします。

(暑さとの戦いです)


この掃除をしないと分離するための切れ目が解りません。

真夏の炎天下で気温は30度を超えています。

カッパズボンを着ていますので、長時間の掃除は体が持ちません。

水分を補給しないと確実に熱中症になってしまいます。


たまに出来が良ければ、

綺麗な形で良くそろった状態の岩牡蠣は掃除も分離も楽になります。


綺麗な形で良くそろった状態の岩牡蠣は掃除も分離も楽になります

・タガネを打ち込みロープから岩牡蠣を分離します。

・さらに一個ずつ個別に分離します。

(壊さない様に慎重にします)


・ヘラでフジツボや異物を取り除きます。

(根気よく綺麗にします)


・高圧洗浄機で表面のゴミを取り除きます。

(暑さとの戦いです)


・出荷サイズ毎の大きさに分別します。

(グラム単位なので電子天秤で重量を計測します)


出荷日の早朝に軽トラに積み込み、

指定のコンテナに入れ50個単位で漁協に持ち込みます。


指定のコンテナに入れ50個単位で漁協に持ち込みます

漁協までは車で約15分程度です。

各位の分担量は、

毎回100個か200個単位の数量を各自で持ち込みます。


漁協に到着後は、

滅菌室に入れる大型のコンテナに納めて出荷完了となります。


滅菌室に入れる大型のコンテナに納めて出荷完了となります

地元も含め、

京阪神向けに数多く出荷されると聞いております。


滅菌されていますので、

ワインと一緒に生で食べると美味しいと聞いた事があります。

当方は、

食わず嫌いかも知れませんが生は苦手です。


丁度この日は、

漁協から出荷される岩牡蠣の梱包作業中でした。


漁協から出荷される岩牡蠣の梱包作業中でした

早朝早くから、

皆さん手際良く梱包されています。

岩牡蠣の出荷作業ですが、

一人で一日にこなせる数は100個前後です。


コレクターを購入して、筏に吊し、3年間大事に育成します。

育成中はイガイ等の不要物を掃除し、最後の出荷作業となります。


盗難に遭えばこの全ての作業が無駄になります。

早朝は渡船のお客様も来られるので、

盗難に遭うのは時間的に真夜中だと推測します。


考えられるのは、

・この時期にこの場所より岩牡蠣を出荷する事を知っている。

・土地カンがあり地理的な様子を知っている。

また、数的に個人で食べる範囲を超えています。

・何処かへ横流し出来る販売ルートがある。

岩ガキ部会は大下氏の青井地区でも発生しています。

近隣の地区で3回も続いています。


盗難に遭う数も数個程度では無く、

100個や200個と、まとまった数で被害に遭います。


事前に出荷日と数量を漁協と取り決めています。

漁協に持ち込む当日の早朝に被害が判明する事が多く、

不足分が発生した事で急遽出荷依頼の電話が入ります。

大下氏より、

「盗難は毎年発生している」

「掃除前の物は残して掃除が完了した出荷前の物を持ち去る」

「浜辺に保管している物や筏に吊している物も持ち去る」


警察には被害届けを出しています。

夜中や早朝のパトロールを強化します。との事でした。

5月29日に発生した台風の影響で漁協の滅菌室の機械が破損して

6月1日から6月20日頃まで出荷停止となりました。


この時期にも盗難が発生しました。

逆にこの時期に舞鶴産の岩牡蠣を入手した方は不審に思って下さい。

舞鶴漁協からは出荷されていません。

【舞鶴産は岩牡蠣と真牡蠣の稚牡蠣が到着しました】


毎年の事ですが、

3月になる真牡蠣の稚牡蠣が届きます。


今年は、

宮津の海洋センターで育成している岩牡蠣とは別に、

東舞鶴の田井漁協で育成した岩牡蠣の稚牡蠣も届きました。


2011年3月1日(火)東舞鶴の田井漁協で育成した岩牡蠣の稚牡蠣も届きました

 


田井漁協では昨年の10月より、

初めて出荷用に向けた稚牡蠣の育成を開始されました。


当初の予定より出荷が遅れた様です。

舞鶴漁協に到着し、

トラックより降ろされて、

フォークリフトでコンテナごと運んで頂きました。


田井漁協で育成された稚牡蠣は良く付着しています。


2011年3月1日(火)田井漁協で育成された稚牡蠣は良く付着しています

 


ホタテ貝の殻を連ねたコレクターには一連が50枚単位で育成されています。


海洋センターで育成された岩牡蠣の稚牡蠣は、

毎年夏過ぎの9月に入荷していました。ですが、

今回の3月に入荷した稚牡蠣は6ケ月のズレがありますので、

出荷出来るサイズへ育つには3年目は2014年の5月頃となりそうです。

 

引き続き、3月19日には、

冬場に出荷しています真牡蠣の稚牡蠣もトラック一杯積まれて到着しました。


2011年3月19日(土)冬場に出荷しています真牡蠣の稚牡蠣もトラック一杯積まれて到着しました

 


舞鶴市内で育成されている組合員の方々も、

船や軽トラックに積み込んで持って帰られます。


今は小さな稚牡蠣ですが、

約9ケ月後の12月には大きく育ってくれる事だと思います。


今年の稚牡蠣は、

フジツボが結構多く付着している様に見えました。


2011年3月19日(土)フジツボが結構多く付着している様に見えました

 

 

・・・贅沢は言えません!

 

若狭湾の久美浜は、

宮城県より稚牡蠣が届く予定だったそうですが、

3月11日に発生した東北関東大震災の影響で入荷は困難であるような話も聞きました。


東北の沿岸沿いは、

TVでも放映されていましたが、

養殖場所や船も含め牡蠣筏も全滅ですね。


物は何とでもなりますが、

亡くなられた方々の人数も日に日に増加しています。


痛ましい限りで、

問題無く過ごせていられるだけでもありがたい事です。


被災された方々に向け、

地区でも義捐金を集める予定でいます。

 

一日も早い復興を望んでいます。

【3年間大事に育成した岩牡蠣の中で出荷出来ない牡蠣はどうするか?】

 

夏前に出荷が始まる、

舞鶴産は育成の岩牡蠣です。


海で養殖(表現的には養殖より「育成」の方が良いらしい)する海産物には、

必ず不必要なモノが沢山付着します。


正式な名称はハッキリと知りませんが、

外周を海藻類やフジツボ、ムール貝、ゴカイ、泥、等々。と得体の知れぬ産物が、

岩牡蠣の周りに付着しています。


見た目には岩牡蠣とは判別出来ない程に海藻類が付着しています。


2010年6月12日(土)見た目には岩牡蠣とは判別出来ない程に海藻類が付着しています

 


岩牡蠣は出荷迄の3年間を、

海の中で育てますので、掃除をする必要があります。


特に厄介なのがムール貝です。

年に1回は掃除(バーナで焼却)しないと、

岩牡蠣を全て覆い尽くすほどの大きなカタマリになります。


掃除した後の1年間を海の中で育成した岩牡蠣です。


2010年6月12日(土)掃除した後の1年間を海の中で育成した岩牡蠣です

 


筏の上にコンパネを数枚敷き、

その上に岩牡蠣を引き揚げて数列並べます。


掃除には文明の力を使用します。

エンジンの高圧洗浄機を使用して掃除しています。


何とか・・・

海藻類の付着物を取り除くと見た目にも岩牡蠣だと判断出来ます。


2010年6月12日(土)海藻類の付着物を取り除くと見た目にも岩牡蠣だと判断出来ます

 


高圧洗浄機を使用しても、

フジツボやムール貝を取り除く事は困難です。


ムール貝は、

夏場にバーナを使用して焼く事により発生を抑える事が出来ます。


厄介なのはフジツボです。

何とか簡単に剥離させる方法を考えている最中です。


高圧洗浄機で掃除した後に、

岩牡蠣を分離する作業があります。


分離するには、

冬場の真牡蠣と異なり、簡単には出来ません。


硬い岩牡蠣はタガネを使用したりエアーハンマーで効率良く分離しています。


2010年6月12日(土)硬い岩牡蠣はタガネを使用したりエアーハンマーで効率良く分離しています

 


分離する際に、

岩牡蠣同士が複雑に絡み合っている事もあります。


丁度、

人間同士お互いが握手をした様な状態で大きく育った岩牡蠣を分離すると、

どうしても片方の岩牡蠣を犠牲にする事もあります。


2個が固まりとなった岩牡蠣を出荷する事も出来ませんから、

無理にでも分離させています。


岩牡蠣は殻の一部を破損させてしまうと商品としての価値は無くなります。


2010年6月12日(土)岩牡蠣は殻の一部を破損させてしまうと商品としての価値は無くなります

 


自然の状態で育っていますので、

形も様々であり、数10個に1個の割合で、

分離作業においては殻を破損させてしまいます。


この様に、

岩牡蠣の殻が半分も破損する事もあります。


2010年6月12日(土)岩牡蠣の殻が半分も破損する事もあります

 

 

少しの破損個所であれば、

さらに1年間養生する事で牡蠣自体が自然と埋めてくれますが、

殻の根元や数cm以上の破損部分があると無理です。


商品として出荷する事は無理ですから、

魚の餌として与えてやるか、身が大丈夫ならば、

持ち帰って食べる事にしています。


分離作業の日は、

大体5個~10個程度を駄目にする事が多く・・・

ご近所で牡蠣が好きなご家庭にお裾分けしながら処分しています。


大半は殻の一部が破損しただけですから、

岩牡蠣の身自身は出荷する商品と全く一緒で、問題無くプリプリの大きな身です。

お裾分けした皆さんにも喜んで頂いてます。

 

季節限定で出荷している岩牡蠣です。

本日の6月28日から、

「舞鶴若狭道路」も試験的に高速料金が無料となりましたので、

是非、舞鶴市内のお店で「岩牡蠣丼」を食して見て下さい。

【週末の休みは筏の上で牡蠣の掃除をしていますのでチヌが寄って来るかも?】

 

最近は両親が育てている、

真牡蠣や岩牡蠣の養殖を手伝っています。


先週の16日(土)は雨が降り出向きませんでしたが、

17日の日曜日は天候が回復しましたので、筏へ出向きました。


寒波の影響で、

舞鶴産の牡蠣も身が大きくなって来ました。


2010年1月17日(日)舞鶴産の牡蠣も身が大きくなって来ました

 


筏の上にベニヤ板を置き、

一連、一連、手で引き揚げています。

引き揚げた後に連なっている牡蠣を「大」「中」「小」と、

1ケ、1ケを分別します。


一人でやっていますので・・・一服!


周りを見渡せば、

漁船の「ドドド」と軽快な音がします。


ナマコ引きの船がロープを引っ張り行き来しています。

2010年1月17日(日)ナマコ引きの船がロープを引っ張り行き来しています

 


ゆっくり運転しながら、

湾内を何周もされていました。

1日で何k取れるのでしょうか?


釣り客も様子を見ながら釣りをされています。

2010年1月17日(日)釣り客も様子を見ながら釣りをされています

 


底引きですから、

海の底がかき回され、活性化するのでは?

と勝手な妄想をしています。


奥の筏では、

牡蠣の掃除されている横で釣りをされている様です。

2010年1月17日(日)牡蠣の掃除されている横で釣りをされている様です

 


牡蠣のゴミは、

チヌのエサを撒いているのと一緒ですから、

冬場に来られる釣り客の大半は牡蠣のエサを使用されています。


この牡蠣を針に掛けるのが大変です。

釣り客の個性や独自の考えで掛け方があります。

ちなみに、当方は下手です。良く外してしまいます。


お昼過ぎに、

常連でカセ釣りが好きな方が筏へ来られました。

2010年1月17日(日)常連でカセ釣りが好きな方が筏へ来られました

 


午後から良く釣りに来られる方です。

「仕事の最中に遊びでスミマセン」と言われ、

筏の横に和船で来られました。


「釣れなくても知りませんよ」を会話をし、

釣りの準備をされ、アタリに集中されていました。


幾度も良型のチヌを上げられる方ですが、

今日の様子は、

フグがいる様で「針を取られます」との事でした。

キッチリ合わせた上げた釣果は、やはりフグでした。


早々に引き揚げましたが、

その後の釣果は如何でしたか?

 

今週末の23日と24日も大雨や大雪でなければ、

牡蠣の掃除に筏へ出向く予定にしています。


お近くでお釣りの方は「カメラ」を持参していますので、

年無しが上がりましたら撮影させて下さい。

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制作者の紹介

たかた たかし
株式会社スターシップ
代表 高田 隆至
住所 京都府舞鶴市字吉田210
電話 0773-76-3596
FAX  0773-76-3597
Mail  takata@starship.co.jp
趣味 手作りに関することが
    大好きで、下手ですが
    釣りも少々。

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