【両親が使用している伝馬船のメンテナンスをしました】
海に出向く船ですが、
現在の様なFRP船では無く伝馬船と言う木造船があります。
両親は・・・
船底が平らなので安定性が良く、
使いなれた伝馬船の方が操作しやすいとの事です。
当方が幼い頃は、
もう少し形状の異なった大型の伝馬船でした。
全てが手作りの木造船ですが、
最近は船底にFRPを貼り、耐久性を上げています。
本当は毎年、船の底を掃除して船底塗料を塗るのがベストですが、
最近は2年に一回のメンテナンスにしています。
渡船の様に毎日船を動かせば、
これ程多くは付着しないと思います。
何もしない時には2週間、3週間と係留した状態が続きますので
見事にこの様な状態になります。
今年はフジツボとコケが船底一面に付着しています。
その年により付着する物体が変わります。
前回はムール貝が一面に付着していました。
メンテナンスからすれば、
今年の様なフジツボの方が作業的には大変です。
結構力を入れないと剥がれません。
ハツリを使用してフジツボを剥がしています。
ひたすら、
フジツボを剥がす作業のみです。
船を陸に揚げた時期は夏過ぎでした。
フジツボもカラカラに乾いた状態ですから臭くはありません。
最後に水を流して綺麗にしました。
これで、
船底塗料を塗れる前作業が完了しました。
以前の参考ですが、
船底一面にムール貝が付着した状態の画像です。
まぁ・・・
ボリュームもあり、
船を引き上げるのに重たかった記憶があります。
最近は日曜日毎に雨が降っています。
塗料は乾燥した日に塗りたいので、
雨の降らない休みの日が良く12月になりそうです。
次回に続く・・・予定。