舞鶴は吉田の筏で魚釣りでタグ「筏」が付けられているもの

【新年のご挨拶と新種の貝です】


昨年は大変お世話になりました。

今年も宜しくお願い致します。

真牡蠣ですが、

年を明けて寒さが増し少し大きく育ちました。


1月末時点で例年出荷する時期のサイズとなりました。


天候の良い日には真牡蠣の掃除に筏に出向いています。

天候の良い日には真牡蠣の掃除に筏に出向いています

若狭の舞鶴湾において、

昨年の年末より新種のムール貝を見かける様になりました。


昨年の年末より新種のムール貝を見かける様になりました


名前を忘れてしまいました。

少し前まで京都府水産事務所のHPに

詳しい情報が記載されていましたが、現在は掲載されていません。


普段見かけるムール貝(こちらではイガイ)は真っ黒ですが、

新種の貝は先端に向かってブルー色となっています。


新種の貝は先端に向かってブルー色となっています

海水温の影響でしょうか?


平成12年の年末に青井の筏で発見されたのが初回でした。

今回は、

吉田の筏でも発見です。

【筏用の簡易テントとベースーフレームを筏に設置しました】


休みの日にぼちぼち製作していました真牡蠣用の簡易テントと

筏の上に固定する為のベースフレームも製作が完了しましたので設置しました。


小型の船なので、

簡易テントは筏へ3回往復して運び

筏に固定するベースフレームを3基分運びました。


筏に固定するベースフレームを3基分運びました

簡易テントですが、

昨年製作した1基目は少し幅が狭く小型です。


昨年製作した1基目は少し幅が狭く小型です

今年製作した簡易テントは

高さを少し抑えて幅を20cmほど広くした事で作業をやり易くしました。


高さを少し抑えて幅を20cmほど広くした事で作業をやり易くしました

最後の3基目も筏に固定しました。

これで真牡蠣の筏3基分全てに簡易テントを設置する事が出来ました。


これで真牡蠣の筏3基分全てに簡易テントを設置する事が出来ました

数年前より念願でした。

筏の上全てにテントが設置出来た事でテントを移動しなくてすみます。


元々は

小型の簡易テント1基を順番に移動させながら作業する予定で製作しましたが、

冬場の移動は風も強く結構辛いモノがあります。

久しぶり筏に出向いたので、

緋扇貝の育成状態を確認して見ました。


緋扇貝の育成状態を確認して見ました


夏に一度汚れた網を交換しました。

稚貝より育成してから約6ケ月です。

緋扇貝の寸法はこぶしサイズから写真の約6~7cmとなりました。


緋緋扇貝の寸法はこぶしサイズから写真の約6~7cmとなりました


写真の分は少し小さめですが、

こぶしサイズは全体の1/3程度あります。


12月に入ったら週末に食べようと思います。

【筏用の簡易テントを乗せるベースフレームの製作です】


先月に製作した真牡蠣用の簡易テントですが、

筏の上に設置する為にベースフレームを製作しました。


筏の上に設置する為にベースフレームを製作しました

安くて強度もあり使い勝手の良いLアングルで製作します。


海の上でもあり、

錆びの事を考慮すればステンレスが一番良いのですが、

価格が高いので亜鉛メッキどぶ付けのLアングルを使用しています。


亜鉛メッキが施されていれば結構長く使用出来ます。


昨年に1基製作して使いましたが、

使い勝手を考慮すべき点がありました。


失敗した点は、

ベースフレームにコンパネを敷いた後に簡易テントを設置しましたので、

コンパネの下に吊した真牡蠣を取る場合にコンパネが簡単に外せない構造でした。


その点を考慮して追加の2基を製作し、

初回に製作したベースフレームも改造する事にしました。


溶接した部分のみ亜鉛メッキスプレーで塗装しました。


溶接した部分のみ亜鉛メッキスプレーで塗装しました

天気の良い日に設置しに行きます。

これでテントを移動しなくても真牡蠣の掃除が出来ます。

【岩牡蠣用に使用している筏のメンテナンスをしました】


岩牡蠣用に使用している筏は3基あります。

今年の岩牡蠣を育成していた筏です


2011年5月8日(日)今年の岩牡蠣を育成していた筏です


今年は発育が良くて、

筏の中央付近が海面近くまで沈みました。


引き続きこの筏を岩牡蠣用に使用しますので、

同様に考えるとフロートを追加する必要があります。


フロートを2個追加する事にしました。

さらに、中央部分も補強する事にしました。


現在は岩牡蠣の出荷も完了して空きの状態です。

筏が沈んだ状態の時には、

フロートを入れる事は困難で、

全体が浮いた状態の時に追加や交換する事が可能です。


陸に曳航して修理も可能ですが、

曳航可能な時期は春先だけであり、普段は無理です。

よって、何も吊していない時に実施する必要があります。


フロートの浮力は1個で270kgとなります。

2011年9月23日(金)フロートの浮力は1個で270kgとなります


左右中央に1個づつ配置しますので、

2個トータルで540kgの浮力が追加されます。


フロートは船の上から足を使い筏の中に押し込みます。

土台となるのが陸ではなく船の上なので、思うように力が入りません。


沖を大型の船が通れば波が来ますので、

船や筏自体が同調して大きく揺れます。


ですから、

海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります。


2011年9月23日(金)海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります


筏の補強として、

今年の春に修理した筏で丸太が2本余りました。

この丸太を補強材として筏の中央に配置する事にしました。


丸太を固定するには人間の力だけでは弱く、

丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました。


2011年9月23日(金)丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました


波が来るたびにギシギシと歪む音がします。

筏の中央付近は、

岩牡蠣の荷重により少し撓んだ状態のままでした。


ジャッキを使用して丸太自体を持ち上げ、

ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました。


2011年9月23日(金)ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました


フロートを2個追加し、

丸太で中央部分を補強した事で筏全体が安定しました。


フロートの数は

作業性や安定性を考えると、

荷重のピーク時に半分程度沈んだ状態が一番良いと思います。


波が来てもあまり揺れないので、

牡蠣が剥がれ落ちる頻度も少なくなります。

岩牡蠣に使用している3基目の筏も、

今年中にフロートを2個追加し、可能なら

その他のカバーも交換したいと考えています。


作業中は誤って海の中に落ちない様に注意が必要です。

特にフロートを入れる時に波が来ると船が安定しませんから・・・少し不安です。


作業は日曜日ですから、

釣り客の皆様にお恥ずかしい格好をさらさない様にしないといけません。

【真牡蠣で使用していた筏を岩牡蠣用にフロートの追加と修理です】


吉田の筏には冬場に出荷する真牡蠣と、

夏場に向けて出荷する岩牡蠣の筏があります。


現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です。

2011年5月8日(日)現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です

この筏に取り付けているフロートは11個です。


岩牡蠣の発育や付きが良くて、

前年以上に数が多くなっています。


吊しているロープの本数は約100本強ですが、

重くて筏の中央付近が海面近くまで沈んでいます。


普段沈んでもフロートの7割程度ですが、

今回は中央のフロートが全て海の中まで沈んでいます。


次に岩牡蠣を育成予定にしている筏を、

海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました。

2011年5月8日(日)海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました

岩牡蠣は、

種を吊してから出荷出来るまで3年間育成します。


今回修理する筏は、

父親が6年ほど前に組んだ真牡蠣用の筏です。


丸太の末口でも6~8cmある木ですから、

丈夫なので重くなる岩牡蠣用に使う事にしました。


筏は真牡蠣用に10個のフロートで浮かしていましたが、

丈夫なので湾曲はしなくても全体的に海面近くまで沈みそうです。


筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました。

2011年5月8日(日)筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました

筏の中央にフロートを配置する方法を悩んでいましたが、

岩牡蠣部会の組合長でもある大下氏に良きアドバイスを頂きました。


ロープ1本で、

簡単に設置する事を教えて頂きました。

良きアドバイスありがとうごいざいました。


せっかくですから、

古くなったフロートのカバーも交換する事にしました。

2011年5月8日(日)古くなったフロートのカバーも交換する事にしました

カバーは、

直射日光や雨風の影響で薄くなり、場所によっては破損しています。


毎年1回はフロートの掃除を実施しますが、

今回は交換しますので、1基分の作業が減りました。


追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました。

2011年5月8日(日)追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました

気持ち良く海面から浮いています。

フロート1個の浮力は270kgです。


中央に3個配置し、

左右に各5個づつ配置していますので、

合計13個となり全体的には3,510kgの浮力となります。


筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています。

2011年5月8日(日)筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています

フロートにゴミがありませんので、

気持ち良くスムーズに曳航する事が出来ました。

海の上を滑らせている様な感覚でした。


筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました。

2011年5月8日(日)筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました

フロートのカバーも、

新品に交換しましたので、この先丸5年は大丈夫だと思います。


筏の丸太もまだまだ丈夫ですから、

メンテナンスさえ定期的に実施すれば長く使用出来ます。


フロートの交換方法も教えて頂きましたので、

カバーの交換程度ならば、

陸に曳航しなくても簡単に出来そうです。


先々でも・・・

太くて良い丸太は中々出回りませんが、

入手出来れば、一度、丈夫な筏を組みたいと思っています。

【舞鶴は吉田の湾内に設置している真牡蠣用の養殖筏を製作しています】

 

舞鶴は吉田の湾内に浮かべている筏があります。

これは、

真牡蠣や岩牡蠣の養殖に使用している筏です。


以前は秋に竹を切り、

翌年に組み上げて筏を製作していました。


ここ数年は、

食材のこだわりでお世話になっている

青井地区の大下氏に依頼して筏を製作して頂いてます。


2010年4月4日(日)青井地区の大下氏に依頼して筏を製作して頂いてます

 


竹で製作した筏の場合、

約5年で割れが多くなり、老朽して朽ちて来ます。


大人が乗ると「ベキ、ベキ」と、

割れが発生し、最悪の場合には真っ二つに折れて、

大変な事になってしまいます。


今年で使用的に限界が来ている筏の1基を交換する必要があり、

真牡蠣の出荷が終了する4月中旬には、

筏で養殖している牡蠣も全て終了し「空」になります。


次の種牡蠣をロープで吊す前に、筏を交換する必要があります。


筏は間伐材を使用し、

白木ですから防腐目的にクレオトップを塗ります。


2010年4月4日(日)白木ですから防腐目的にクレオトップを塗ります

 


木に塗る防腐剤と言えば、

昔から定番の「クレオソート」と言う商品でしたが、

環境問題で規制が入り、現在は販売されていない様です。


組み立てる(組む)前に、

昔で言う「クレオソート」の代用品で「クレオトップ」と言う

環境基準をクリアーした防腐塗料を塗っておきます。


最近の防腐剤はニオイもさほど無く、

メーカーによっては、色の薄い防腐剤もあります。

一度、色の薄い防腐剤を使用した場合には、

どこ迄塗ったのか、分かりずらい思いをした経験があります。


今回は量販店の「コメリ」で購入しましたが、

ニオイは薄く、色はそこそこ付きますので、丁度良い防腐剤です。


早朝より2名で、午前中の半日仕事!

間伐材の36本に防腐剤を塗る事が出来ました。


2010年4月4日(日)間伐材の36本に防腐剤を塗る事が出来ました

 


竹で組む場合には、

自宅の裏山より切り出して使用していましたので「タダ」でしたが、

間伐材は購入しますので費用が掛かります。


メンテナンスをしっかり継続出来れば、

約20年は十分に使用出来ます。


耐用年数でどう判断するかは利益との兼ね合いになりますが、

この先、20年間壊れず継続出来るかにより費用対効果が出てきます。


現状では来年も1基、

竹の筏を交換する必要がありますので、今から製作の予約を入れておきます。

【岩牡蠣を吊している筏のフロートに付着したムール貝の掃除と釣り客の様子です】


舞鶴は吉田の筏では、

ここ最近良型のチヌが爆発的な釣果となり、

平日もさることながら休日にはさらに多くの釣り客で一杯でした。


今年出荷分の岩牡蠣も終了し、

筏を浮かべるウキのフロートには、

夏場に向けてフジツボやイガイ(ムール貝)が一番付着する季節になります。


この時期に掃除しておかなければ、

次第に大きくなりさらに剥がしにくくなります。


筏のフロートには貝がビッシリ付着しています。

2009年7月19日(日)筏のフロートには貝がビッシリ付着しています

 


使用している筏は5基あり、

一台の筏に平均12個のフロートを取り付けていますので、

合計60個の掃除を毎年実施する事になります。


さて本日は、

せっかく筏まで来ましたので、

釣り客の様子を写真に撮らせて頂きました。


弁天島の方には2名の方が集中されています。

2009年7月19日(日)弁天島の方には2名の方が集中されています

 


少し見ていましたが、

もう午前9:30分過ぎですから釣果は見えませんでした。


ヨットハーバー側の方にも2組の方が釣りをされています。


2009年7月19日(日)ヨットハーバー側の方にも2組の方が釣りをされています

 


ここからでは反対側となり、

様子も雰囲気しか分かりません。


沖の方には3名の方が釣りをされていました。


2009年7月19日(日)沖の方には3名の方が釣りをされていました

 


遠くになり、

望遠で撮りましたので少しピンボケでした。


隣りの筏では、

ヒットされた様子を写真に撮らせて頂きました。

ですが、

チヌでは無くお顔も鮮明に写っていましたので、

これは許可なく掲載は駄目だと思いましたので写真は控えさせて頂きました。


さてさて本来の目的です。

お掃除!

畑で使う「鍬(クワ)」を使用して貝をフロートから剥がします。


2009年7月19日(日)畑で使う「鍬(クワ)」を使用して貝をフロートから剥がします

 


フジツボやイガイを剥がしますので、

廻りには無数のアジが一瞬に寄って来ます。


思わず、

サビキで釣ればイレ食いかな?

イヤ・・・

釣りは釣り。

仕事は仕事。


ビッシリ貝が付着していたフロートも綺麗になりました。


2009年7月19日(日)ビッシリ貝が付着していたフロートも綺麗になりました

 


本日は曇り模様でさほど熱くもなく、

のんびりと釣り客の様子も見ながら掃除をしていました。


何とか、

1時間少々で1基全てのフロートの掃除が出来ました。


2009年7月19日(日)1時間少々で1基全てのフロートの掃除が出来ました

 


全ての掃除が終了すると、

筏全体が軽くなり約10cm浮き上がりました。


本日はこれで終了!

またこの次だ!


岩牡蠣の掃除をしている最中にも、

時間の合間を見てフロートの掃除をした事があります。

翌日には、

牡蠣のゴミやイガイも筏の下に程良く撒いた状態ですから、

お隣で釣られていた方が「翌日にこの筏で釣らせて下さい」と言われた事もあります。


最近はこのイガイでも良く釣れている様ですね。


渡船屋さんと釣り客には必要な貝ですが、

筏を持つ方には厄介な貝となりますので面白いですね。

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制作者の紹介

たかた たかし
株式会社スターシップ
代表 高田 隆至
住所 京都府舞鶴市字吉田210
電話 0773-76-3596
FAX  0773-76-3597
Mail  takata@starship.co.jp
趣味 手作りに関することが
    大好きで、下手ですが
    釣りも少々。

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