【両親が使用している伝馬船のメンテナンスをしました】
毎年の事ですが、
12月の中旬頃から真牡蠣の出荷が開始されます。
今年の解禁日は12月15日(木)です。
両親はのんびり進めますので、
12月の末頃から本格的な作業を開始します。
初回は、
真牡蠣の様子を見に行く程度で、
伝馬船を使用するのは年明けからだと思います。
12月の初旬でしたが、
休日に天候も良かったので船底塗料を塗りました。
メンディングテープを使用して塗装部分に区切りを付けました。
失敗しない為には、
テープの下に新聞紙でも重ねるのがベストです。
飛散したペンキが付かない様にするのが良いのですが、
他人の船では無いので多少の事は気にしません。
このまま塗装する事にしました。
伝馬船に塗る船底塗料は漁協で購入しました。
一缶の塗料は2kg入りです。
丁度この船の底を塗るのに1kgを使用します。
残りは次回に残しておきますが、
しっかり密閉しておかないと固まり使用出来なくなります。
塗装色も好みで、
ブルー、レッド、ブラックとありますが、
お気に入りはブルーです。
マリーナで塗装して頂きました「たかし丸」の色はブラックでしたが、
あまり持ちが良くありません。
次回からブルーで依頼する予定です。
この日は、
虫も付着する事無く船底塗料を塗る事が出来ました。
いつもならば・・・
塗料のニオイに寄って来るのか、
小さな虫が飛散してゴマつぶの斑点になる事もありました。
乾燥させます!
塗装してから1週間が経過しました。
メンディングテープを剥がすと塗装の区切りが良くわかります。
これで完了です。
後は船を反転させる必要があります。
さすがに・・・
船を元に戻すには一人では困難です。
ファイバー船なら軽いのですが、
全て木造で且つFRPの補強も入っており重量があります。
船を元の状態に戻すため、
両親にも依頼して大人3名でゆっくりと返しました。
メンテナンス完了です。
これで何時でも使用出来ます。
フジツボ等も真牡蠣の季節で、
冬から春頃にだけ使用する分にはほとんど付着しません。
一番付着するのは、
海水温が高い、夏から秋にかけての期間です。
初夏の季節に出荷する岩牡蠣の時期に係留していますので、
やはり2年に1度は塗装する必要があります。
両親が元気な内は現役で使用する伝馬船です。
最後に・・・
船外機を取り付けて、出船準備に取りかかります。