【和船の中間検査と共に船底のゴミを取り払い塗料を塗りました】
今年の夏は猛暑が続いています。
この数ケ月は、
筏に出向き作業をする時間帯は、
早朝や夕刻でないと熱中症になりそうです。
中古の和船を購入して、
ちょうど丸2年が経過しました。
今年は船の中間検査の年です。
たかし丸を購入したアオイマリーナで検査を受ける事にしました。
今年は夏場の岩牡蠣の出荷数が少なく、
7月末で終了しました。
船の検査は9月末までに完了する必要があり、
使用する期間の無い8月初旬の日程でアオイマリーナへ持ち込みました。
気温もさながら、
高い水温が長く続いています。
船も7月末から使用する機会も無く、
水温の上昇と係留したままの状態が長く続きました。
やはり・・・
船の底には付着物がビッシリと付いています。
たまには掃除をしますが、
普段は船底の状態を確認する事が出来ません。
マリーナのホイストで吊り上げてもらうと良く見えました。
本来ならば、
毎年、毎年、船を引き揚げて、
掃除をして船底塗料を塗った方が良いのですが、
昨年は見た目に大丈夫だったので、実施しませんでした。
特に付着物が多かったのが、
未塗装でもあるステンレスの船首下のベース板です。
購入時に船底塗料を塗って頂きましたが、
後付けで船首部分にステンレスの補強ベース板を取り付けてもらいました。
ステンレスの板は未塗装でもあり、
これでもか!と言うほど、底にはビッシリとフジツボが付着していました。
地元の皆さんは各自で船を引き揚げ、
付着物を掃除して船底塗料を塗っておられます。
たかし丸も個人で塗装する予定でしたが、
中間検査の日程も重なり整備も兼ね掃除と一緒に塗装をして頂きました。
もちろんですが、
今回の塗装はステンレス部分も塗装して頂く様に依頼しました。
依頼してから1週間で、
船の検査と船外機の整備と塗装を完了して頂きました。
普段は30フィートや40フイートの船を吊り上げている様子を見ていますので、
18フィートの和船は小さく見えます。
お盆過ぎから使用する予定がありましたので、
8月の忙しい時期になりましが無理を依頼しました。
普段は船外機の調子も悪くなかったので、
一般的な調整とグリスアップ程度の整備で完了したそうです。
アオイマリーナから係留場所でもある吉田の入り江に到着しました。
見た目に変わった箇所が有ります。
購入時の船底塗料の色は青色でしたが、
今回の塗装は黒色となりました。
アオイマリーナの船底塗料の色は黒色を使用されています。
事前に黒色だと言われましたが、
特に色にこだわりが有る訳でもなかったので指定色の依頼もしませんでした。
船底塗料で良く見かける色は、
「青色」「赤色」「黒色」が一般的です。
付着物に対して色は関係有るのでしょうか?
個人で塗装する場合には「赤色」も目立って良いかな?と密かに考えてます。
今年が中間検査でしたので、
小型船舶は3年後に定期検査を実施する必要があります。
次回の船底塗装は個人で実施して見ようか?と考えています。