【岩牡蠣を吊している筏のフロートに付着したムール貝の掃除と釣り客の様子です】
舞鶴は吉田の筏では、
ここ最近良型のチヌが爆発的な釣果となり、
平日もさることながら休日にはさらに多くの釣り客で一杯でした。
今年出荷分の岩牡蠣も終了し、
筏を浮かべるウキのフロートには、
夏場に向けてフジツボやイガイ(ムール貝)が一番付着する季節になります。
この時期に掃除しておかなければ、
次第に大きくなりさらに剥がしにくくなります。
筏のフロートには貝がビッシリ付着しています。
使用している筏は5基あり、
一台の筏に平均12個のフロートを取り付けていますので、
合計60個の掃除を毎年実施する事になります。
さて本日は、
せっかく筏まで来ましたので、
釣り客の様子を写真に撮らせて頂きました。
弁天島の方には2名の方が集中されています。
少し見ていましたが、
もう午前9:30分過ぎですから釣果は見えませんでした。
ヨットハーバー側の方にも2組の方が釣りをされています。
ここからでは反対側となり、
様子も雰囲気しか分かりません。
沖の方には3名の方が釣りをされていました。
遠くになり、
望遠で撮りましたので少しピンボケでした。
隣りの筏では、
ヒットされた様子を写真に撮らせて頂きました。
ですが、
チヌでは無くお顔も鮮明に写っていましたので、
これは許可なく掲載は駄目だと思いましたので写真は控えさせて頂きました。
さてさて本来の目的です。
お掃除!
畑で使う「鍬(クワ)」を使用して貝をフロートから剥がします。
フジツボやイガイを剥がしますので、
廻りには無数のアジが一瞬に寄って来ます。
思わず、
サビキで釣ればイレ食いかな?
イヤ・・・
釣りは釣り。
仕事は仕事。
ビッシリ貝が付着していたフロートも綺麗になりました。
本日は曇り模様でさほど熱くもなく、
のんびりと釣り客の様子も見ながら掃除をしていました。
何とか、
1時間少々で1基全てのフロートの掃除が出来ました。
全ての掃除が終了すると、
筏全体が軽くなり約10cm浮き上がりました。
本日はこれで終了!
またこの次だ!
岩牡蠣の掃除をしている最中にも、
時間の合間を見てフロートの掃除をした事があります。
翌日には、
牡蠣のゴミやイガイも筏の下に程良く撒いた状態ですから、
お隣で釣られていた方が「翌日にこの筏で釣らせて下さい」と言われた事もあります。
最近はこのイガイでも良く釣れている様ですね。
渡船屋さんと釣り客には必要な貝ですが、
筏を持つ方には厄介な貝となりますので面白いですね。