舞鶴は吉田の筏で魚釣りで「曳航」と一致するもの

【真牡蠣を養殖する筏を新調しました】


舞鶴は吉田の湾内に浮かべている真牡蠣用の筏があります。

両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です。


両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です

新規に製作した真牡蠣用の筏をロープに固定しました。


両親が製作した竹の筏を曳航して破棄予定です


今月は通常業務に加え、

田植えの準備とは別に岩牡蠣の出荷も4月から開始されました。


時間的な余裕が無く・・・

今月のブログはこの写真だけで更新させて頂きます。

【岩牡蠣用に使用している筏のメンテナンスをしました】


岩牡蠣用に使用している筏は3基あります。

今年の岩牡蠣を育成していた筏です


2011年5月8日(日)今年の岩牡蠣を育成していた筏です


今年は発育が良くて、

筏の中央付近が海面近くまで沈みました。


引き続きこの筏を岩牡蠣用に使用しますので、

同様に考えるとフロートを追加する必要があります。


フロートを2個追加する事にしました。

さらに、中央部分も補強する事にしました。


現在は岩牡蠣の出荷も完了して空きの状態です。

筏が沈んだ状態の時には、

フロートを入れる事は困難で、

全体が浮いた状態の時に追加や交換する事が可能です。


陸に曳航して修理も可能ですが、

曳航可能な時期は春先だけであり、普段は無理です。

よって、何も吊していない時に実施する必要があります。


フロートの浮力は1個で270kgとなります。

2011年9月23日(金)フロートの浮力は1個で270kgとなります


左右中央に1個づつ配置しますので、

2個トータルで540kgの浮力が追加されます。


フロートは船の上から足を使い筏の中に押し込みます。

土台となるのが陸ではなく船の上なので、思うように力が入りません。


沖を大型の船が通れば波が来ますので、

船や筏自体が同調して大きく揺れます。


ですから、

海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります。


2011年9月23日(金)海の上でフロートを入れる作業は迅速にする必要があります


筏の補強として、

今年の春に修理した筏で丸太が2本余りました。

この丸太を補強材として筏の中央に配置する事にしました。


丸太を固定するには人間の力だけでは弱く、

丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました。


2011年9月23日(金)丸太同士を密着させて縛る必要があるのでジャッキを使用しました


波が来るたびにギシギシと歪む音がします。

筏の中央付近は、

岩牡蠣の荷重により少し撓んだ状態のままでした。


ジャッキを使用して丸太自体を持ち上げ、

ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました。


2011年9月23日(金)ロープで数ケ所を縛ると筏の中央部分は頑丈になりました


フロートを2個追加し、

丸太で中央部分を補強した事で筏全体が安定しました。


フロートの数は

作業性や安定性を考えると、

荷重のピーク時に半分程度沈んだ状態が一番良いと思います。


波が来てもあまり揺れないので、

牡蠣が剥がれ落ちる頻度も少なくなります。

岩牡蠣に使用している3基目の筏も、

今年中にフロートを2個追加し、可能なら

その他のカバーも交換したいと考えています。


作業中は誤って海の中に落ちない様に注意が必要です。

特にフロートを入れる時に波が来ると船が安定しませんから・・・少し不安です。


作業は日曜日ですから、

釣り客の皆様にお恥ずかしい格好をさらさない様にしないといけません。

【真牡蠣で使用していた筏を岩牡蠣用にフロートの追加と修理です】


吉田の筏には冬場に出荷する真牡蠣と、

夏場に向けて出荷する岩牡蠣の筏があります。


現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です。

2011年5月8日(日)現在出荷中の岩牡蠣を育成している筏です

この筏に取り付けているフロートは11個です。


岩牡蠣の発育や付きが良くて、

前年以上に数が多くなっています。


吊しているロープの本数は約100本強ですが、

重くて筏の中央付近が海面近くまで沈んでいます。


普段沈んでもフロートの7割程度ですが、

今回は中央のフロートが全て海の中まで沈んでいます。


次に岩牡蠣を育成予定にしている筏を、

海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました。

2011年5月8日(日)海岸の作業場所へフロートの追加と修理を兼ねて曳航しました

岩牡蠣は、

種を吊してから出荷出来るまで3年間育成します。


今回修理する筏は、

父親が6年ほど前に組んだ真牡蠣用の筏です。


丸太の末口でも6~8cmある木ですから、

丈夫なので重くなる岩牡蠣用に使う事にしました。


筏は真牡蠣用に10個のフロートで浮かしていましたが、

丈夫なので湾曲はしなくても全体的に海面近くまで沈みそうです。


筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました。

2011年5月8日(日)筏の中央に丸太を追加してフロートを3個増やす事にしました

筏の中央にフロートを配置する方法を悩んでいましたが、

岩牡蠣部会の組合長でもある大下氏に良きアドバイスを頂きました。


ロープ1本で、

簡単に設置する事を教えて頂きました。

良きアドバイスありがとうごいざいました。


せっかくですから、

古くなったフロートのカバーも交換する事にしました。

2011年5月8日(日)古くなったフロートのカバーも交換する事にしました

カバーは、

直射日光や雨風の影響で薄くなり、場所によっては破損しています。


毎年1回はフロートの掃除を実施しますが、

今回は交換しますので、1基分の作業が減りました。


追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました。

2011年5月8日(日)追加3個のフロートも配置され筏が海面から高くなりました

気持ち良く海面から浮いています。

フロート1個の浮力は270kgです。


中央に3個配置し、

左右に各5個づつ配置していますので、

合計13個となり全体的には3,510kgの浮力となります。


筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています。

2011年5月8日(日)筏の修理が完了しましたので基の位置まで曳航しています

フロートにゴミがありませんので、

気持ち良くスムーズに曳航する事が出来ました。

海の上を滑らせている様な感覚でした。


筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました。

2011年5月8日(日)筏は基の位置に配置し係留ロープでしっかりと縛りました

フロートのカバーも、

新品に交換しましたので、この先丸5年は大丈夫だと思います。


筏の丸太もまだまだ丈夫ですから、

メンテナンスさえ定期的に実施すれば長く使用出来ます。


フロートの交換方法も教えて頂きましたので、

カバーの交換程度ならば、

陸に曳航しなくても簡単に出来そうです。


先々でも・・・

太くて良い丸太は中々出回りませんが、

入手出来れば、一度、丈夫な筏を組みたいと思っています。

【舞鶴は吉田の湾内に設置する真牡蠣用の養殖筏を船で曳航します】


真牡蠣用の筏ですが、

食材のこだわりでお世話になっている

青井地区の大下氏に依頼して製作して頂きました。


本来ならば、

4月の中旬に出来上がりましたので、

4月の末迄に曳航して頂く予定でした。


今年は他の用事が重なり、

5月のGW中にも曳航するタイミングがありませんでした。


5月23日の予定と考えていましたが、

青井地区の管理の都合で「早急に移動を願いたい」との電話を受け、

急遽曳航する事になりました。


海上では筏を移動するにも曳航許可書を携帯する必要があります。


2010年5月15日(土)海上では筏を移動するにも曳航許可書を携帯する必要があります

 


4月末迄でしたら、

青井地区の大下氏に曳航して頂けたのですが、

5月末迄の期間で許可を頂いている吉田地区の関係上、

当方が曳航する事になりました。


筏を船首のロープで結び船外機の後進(バック)で曳航して行きます。


2010年5月15日(土)筏を船首のロープで結び船外機の後進(バック)で曳航して行きます

 


船尾にも端に係留ロープがありますが、

風が吹けば筏が左右に振れますので船首でないと駄目です。

船首ならばロープが左右に振れても大丈夫です。


速度は何ノットか不明ですが、

感覚的には時速5キロメートルくらいだと思います。

少しずつですが、移動はしています。


海上では突然風も吹きますので筏を曳航するには特に気を配ります。


2010年5月15日(土)海上では突然風も吹きますので筏を曳航するには特に気を配ります

 


進行方向に吹く風は大丈夫ですが、

横側より吹く強い風では筏が斜めになりますので修正しながら進みます。


青井地区より吉田地区へ

筏を移動するのに約20分程度の時間が掛かりました。


吉田地区に入ると、

筏は4列に並んで数多く連なっていますので、

スローで入り込まないと他の筏と衝突してしまいます。


ゆっくり。ゆっくり。衝突したら大変です。

何とか交換する筏に到着しました。


左側が竹の古い筏で右側が間伐材で組んだ新しい筏です。


2010年5月15日(土)左側が竹の古い筏で右側が間伐材で組んだ新しい筏です

 


左側の筏は竹ですが、

既に割れている箇所が多くあり、

筏の上を移動するにも手足4本で中腰でなければ不安です。


牡蠣の重量で、

左側の筏のフロートに付着している青いノリの位置まで沈み、

全体的にフロートの半分の位置が丁度海面だった事が見てわかります。

人間が乗れば海面スレスレでした。


この筏は冬場に出荷する真牡蠣の養殖筏になります。


2010年5月15日(土)この筏は冬場に出荷する真牡蠣の養殖筏になります

 


新しい筏の寸法は約10m*6mであり

フロートに何も付着していませんから海面からは高い位置となっています。

見た目にも新鮮です。


始めは綺麗な状態ですが、

夏場に繁殖するイガイがフロートに付きますので、

掃除をこまめに実施する必要があります。


種牡蠣をこの筏に吊す予定です。

その前に、

5月末迄には古い筏を陸に上げて解体する必要があります。

この解体作業も丸1日かかりそうです。

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制作者の紹介

たかた たかし
株式会社スターシップ
代表 高田 隆至
住所 京都府舞鶴市字吉田210
電話 0773-76-3596
FAX  0773-76-3597
Mail  takata@starship.co.jp
趣味 手作りに関することが
    大好きで、下手ですが
    釣りも少々。

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